「退屈…」「だるくなった」ヨガに対する3つの誤解と解決法
2.帰宅したら、体がだるくて眠くなった
クラス直後はスッキリしたけれど、家に帰ったら体のだるさ、眠気を感じた…という人もいます。体を動かしたことによる心地よい疲れもありますが、それ以外に考えられるのが「好転反応」。ヨガのポーズで全身の血行が良くなったり、リンパの流れが改善されることで体内の老廃物の排出が促され、こうしただるさ、眠さ、軽い頭痛などが起こることがあるのです。
そんな時はゆっくりと休み、積極的に水分をとるなどして過ごしましょう。
注意:だるさや頭痛に不快感を伴ったり、こうした症状が数日続くようであれば、好転反応だからと放置せずに医師に相談をしてください。
3.激しく動いてないのに筋肉痛になった
ヨガをするのが初めて、またはしばらく運動不足の状態でクラスに参加した後は筋肉痛の症状が出ることがよくあります。これは、簡単に見えるポーズや負荷の少なそうなポーズでも、意外と日頃使っていない体の部分を働かせているからです。また、ヨガを始めたばかりの頃は緊張して体に余計な力が入ったままポーズをとっていることもあり、それによる凝りや痛みも考えられます。クラスに通い続けてポーズに慣れていくうちに筋肉痛を感じることは減っていくでしょう。ただし、激しい痛みや耐えられない痛みの場合は、医師に診てもらうなどしてください。
このように、プラス面を期待したヨガで自分が思っていたことと違う体験をすることもあるかもしれませんが、それらは必ずしもマイナスではありません。他にも何か「あれ?」と思うことがあったら、一人で悩まずにクラスの先生に聞いて不安や心配を解消しましょう。
ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指す。RYT500取得、リストラティブヨガTT修了。Instagram:@kayoko_yo
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