アメリカ在住のヨギシェフに学ぶ、甘いものを我慢せず賢く糖質制限するアイデア

 アメリカ在住のヨギシェフに学ぶ、甘いものを我慢せず賢く糖質制限するアイデア
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砂糖のかわりに置き換える食材で甘みを加える

その秘訣は、焼き菓子を作るときに賢く材料を置き換える、というシンプルなものだ。例えば、硬化油やショートニング(食感をよくし、しっとりさせたり、さくっとさせたりする……これは認めよう)のかわりに、私は心臓によい一価不飽和脂肪酸が豊富に含まれる、熟したアボカドをつぶしたものやアーモンドミールやパウダーを使う。
また、焼き菓子をしっとりとさせ、豊かな風味を与えてくれる無精製のココナッツオイルや、ライトココナッツミルク缶を使うこともある。変わった食感、色、栄養などを加えたいときには、すりおろしたにんじん、ビーツやズッキーニ、あるいはでんぷん質の高いさつまいも、ヤム、西洋カボチャ、そして個人的にとても気に入っている日本のカボチャなどに火を通してピューレにしたものを選ぶ。甘みを加えていないアップルソースや熟したバナナをつぶして用いても焼き菓子はしっとりとし、自然な甘みが加えられて砂糖の使用量を減らすことができる。

今では、クッキーやケーキをいくつかサーブした後も、自分が悪者だとは感じない。むしろ、クリーンな焼き菓子を作る健康で満ち足りたライフスタイルを含めた、すべてを可能にするスーパーヒーローのような気持ちになる。中でも最高なのが、罪悪感なく大好きなお菓子を心ゆくまで楽しむことができることだ。

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Text by Candice Kumai
Translated by Yuko Altwasser
yoga Journal日本版Vol.45掲載



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