自分の食欲・嗜好をコントロールするために必要なことって?

 自分の食欲・嗜好をコントロールするために必要なことって?
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yasushi
ヤスシ
2017-11-12

ニューヨーク在住のヨガ講師・yasushiさんに聞くお悩み相談連載「これでいいのだ!」。今回は、「野菜中心の食生活にしたいのに、週1回の焼き肉がやめられない」と悩む相談者にyasushiさんがアドバイス!

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ヨガを始めてから、野菜中心の生活にしたいと思い立ったものの、週に1回の焼き肉がやめられないという読者。「ヨガで言われているように、ベジタリアンになったほうが体にもいいし、キレイになれるだろうな、とは思っているんですが……どうしたら自分の食欲をコントロールできますか?」という悩みに対する、yasushi先生の回答とは。

大事なのは「食べるもの」ではなく「納得」して選択すること

食欲 ベジタリアン 
(Photo by PIXTA)

「ベジタリアンになったほうがいい」というのは、誰が決めていることでしょうか? 人がそう言うから、ヨガ仲間がそうだから……というのは動機としても弱く、長続きしないのでは? ベジタリアンでなくても、健康でキレイな人は世の中に大勢いますよ。「瞑想がより深まることを望むから」「動物がより正しく扱われることを望むから」……などと自ら(少なくとも納得して!)ベジタリアンとなるのが、本来の選択のようです。実際に、体の微細なレベルでの変化はあるようですから。
我慢しながらベジタリアンであっても、自分の体や心が喜んでいないのなら少し残念ですね。好きなものを食べて、にこにこ笑っている人のほうが健康そうでキレイに見えるけどな。僕も菜食中心ですが、あまりカリカリすることなく、魚も甘いものもたまに食べています。そして元気に生きています!
健康上の理由がなければ、好きなものをほどよい量食べて、人生を楽しめばいいじゃないですか! ただ、牛、豚、鶏も太陽の光を十分に浴び、自然の草を食べて育ったものがよいとされています。またホルモン剤や抗生物質に極力頼らないで育てられた肉類なら、少量をたまに摂るのは、体にさほど悪くはないでしょう。
食でのアプローチを考えるのなら、自分の好みを変える前に、まず品質の高いものを選ぶようにすればいかがでしょうか? 質も値段も高ければ、自ずと目の前にあるものをリスペクトすると思います。すると食べることへの意識が高まり、高い目的から自分の体に入れるものを考えるでしょう。最も大切なのは……何事も自分の意思で、「これでいい」と納得して行動すること。あなたも口に出してみては? 「これでいいのだ!」

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yoga Journal日本版Vol.23掲載



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