踊るヨガとは?シャクティ・フローで自分を解き放とう

 踊るヨガとは?シャクティ・フローで自分を解き放とう
Yoga HAWAII Magazine
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三人はマインドフルで霊的な練習を大切にしている。シャクティ・フローの基本理念の一つは、古代からの「ヨガは結合」の概念に基づいている。ヨガは異なるエネルギーを結びつける手段の一つであり、中でもよく知られているのがシャクティシヴァの2つのエネルギーだ。シャクティは聖なる女性性のエネルギーを、シヴァは聖なる男性性のエネルギーを象徴している。すべての人間は創造性のシャクティと意識のシヴァの両方のエネルギーを合わせ持っている。

シヴァの男性性エネルギーが優位に立つこの世界で、シャクティ・フローは神聖な女性性エネルギーを尊び、高めるために生み出された。シャクティのエネルギーは表現や想像の能力に関連しているため、第二チャクラ(セイクラル・チャクラ)が位置する下腹部を回転させ、刺激を与えることにより、創造性を解き放てるようになる。
シャクティ・フローでは、エネルギーを神聖で奇跡的な力ととらえています」とコングは言う。「練習を通じてそれを称賛するのです」
女性の名を冠したヨガということもあって、生徒のほとんどが女性であるのは驚かないが、クラス自体は女性限定ではない。シャクティ・フローはすべての人のためにある。最も大事なのは、批判から解放され、オープンマインドでいることだ。

レッスンは基本的に1時間で行われ、インストラクターたちは各々のクラスで自分の持ち味を活かしながら教えている。レッスンのうちの一部の時間をアームバランスの練習にあてるインストラクターもいれば、逆転の練習にあてる者もいる。多くの生徒は壁を使ってハンドスタンドを行いながらお尻を突き出したり、回転させる練習が大好きだ。このヨガクラスでは、笑わないでいる方が難しい!楽しいといっても、この練習は気軽なワークアウトにはとどまらない。自由に動く喜びを味わいながら抑圧から解き放たれたとき、魔法が起きたような感覚を覚えるだろう。

シャクティ・フローの練習中にふと鏡を見た時、自分のすべてに恋する瞬間が訪れるんです」とアブナーは言う。「人目を気にせずに踊り、身体を震わせ、疲れ切って満足しながら、ついに真の自分に繋がることができると、つまらないことは全部吹き飛びます」たった一時間のヨガ練習でそんなに効果があるとは思えないかもしれないが、意図を持って行えば、それは可能になる。

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by Julie Yaste
translated by Sachiko Matsunami