「しなやかさ」って大事。子宮美人になるための3ステップ
ストレスや食生活の乱れにより子宮がこり固まってしまうと、女性特有の体調不良や肌・髪トラブルなどを招いてしまいます。仁平美香先生のヨガメソッドで、しなやかなで美しい子宮を取り戻して!
女性ホルモンのバランスを整えるには、こり固まった子宮の柔軟性を取り戻してあげることが大切。ゆるめるといっても、脱力するだけでは内臓の下垂を促してしまうことに。その反面、鍛えるだけでは子宮も体もガチガチになり新たな歪みを作ってしまいます。
規則正しい生理周期としなやかな子宮を手に入れるには、「ゆるめる、締める、リラックス」という3ステップを続けて行うのが効果的です。
今回は、子宮美人ヨガの代表的なポーズ、ゆるめる「三角のポーズ」、締める「ブッダのポーズ」をご紹介。子宮美人ヨガでは特定のポーズを除き、「吸う、吐く」の規定はほとんどありませんが、必ず鼻で呼吸を行います。鼻から大きく吸い、しっかり吐きましょう。最後のステップ、チャイルドポーズやシャヴァーサナなどで体をリラックスさせることも忘れずに!
STEP1.三角のポーズでゆるめる
体の側面を伸ばし骨盤周辺の詰まりをほぐす
体の側面をまんべんなくストレッチし、上体を起こして胸を大きく開くことで気持ちもリフレッシュするポーズ。骨盤周辺の詰まりを取り除き、股関節の歪みを正してくれます。ウエストやヒップ、脚の引き締め効果も期待できるポーズです。
HOWTO
POINTは…
目線は指先を見上げる。へそ下からロープで天井につられるような感覚で、重心を保つ。膝は伸ばしすぎず軽く曲げる。
手が床につかない人は
手が床につかない人は、すねを持つだけでOK。ただし体重をかけず軽く手を添える程度に。胸はしっかり開きましょう。
これはNG
上体が前に落ち、脚が過伸展して膝に負担がかかった状態。手が床につかない人は、すねを持つかブロックを使ってみて。
STEP2.ブッダのポーズで縮める
腸腰筋を鍛えることで骨盤・股関節の位置を整える
腸骨を外旋させて仙骨をまっすぐ立てるポーズ。骨盤全体の位置を整え、太腿後ろ内側の筋肉を引き締めることでスラリと伸びる美しい脚を作ります。腰痛があるときは、腰に負担がかかる場合があるのでこのポーズは控えましょう。
HOW TO
POINTは…
膝とつま先の方向を合わせ、床に対して真下に腰を落とすように、仙骨を立てる。おへそから指3本上みぞおち辺りを軽く丸めることで、インナーマッスルが使いやすくなる。
横から見ると…
これはNG
お尻が後方に出っ張り、胸も張りすぎている状態。腰への負担が大きくなってしまいます。
仙骨が上向きで骨盤全体が後ろに倒れている体勢。余計な力が入り、インナーマッスルが鍛えられません。
STEP3.シャヴァーサナでリラックス
最後に必ずシャヴァーサナを行うこと。チャイルドポーズでも可。
仁平美香先生プロフィール
ヨガインストラクター。重度のPMSや生理痛を克服した自らの経験をもとに「月経血コントロールヨガ(子宮美人ヨガ)」「体軸ヨガ」などを指導。セラピストとして整体も行う。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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