なぜヨガは保険の対象外なのか?

 なぜヨガは保険の対象外なのか?
YJ US
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快方へ向かうがん患者が抱える問題とは

JK: 私の個人的な目標の1つは、がん治療から回復しつつある人々のためのヨガセラピーを保険対象にすることです。化学療法で体はボロボロになります。体と心を健康に戻すためには何かが必要です。そのためにヨガが役立つことは多くの研究が示しています。 IAYTは、現在、ヨガを真剣に研究している統合腫瘍学協会と連携しています。

YJ:この目標をどのように実現されますか? また、保険適用のヨガセラピーは、がんや心臓病が原因の疾患や病気に限られますか?

JK: 正直わかりません。ただ自分たちの歩むべき道は何であるかを感じています。前述のように、統合腫瘍学協会にはヨガを検討している2つの委員会があります。今のところ、彼らは私たちとはコミュニケーションを取りながらも、私たちとは独立して働いています。また、健康状態によってヨガセラピーを保険適用する方法を検討しています。私個人の考えでは、ガンはヨガセラピーと相性の良い病気だということです。ヨガに関しては多くの研究があり、多くの人から愛されています。心臓病の場合、すでにオーニッシュ・プログラムの適用内です。

CBR:オーニッシュはこの先5年以内に、前立腺ガンを保険適用にすると思います。この治療を行うことによって、保険会社の金銭的負担も軽減されるということを証明しなければなりません。

JK: 保険適用にならなくても、何とか資金調達してヨガセラピーをヘルスケアの現場に取り入れるクリエイティブな可能性はたくさんあります。2005年にそれに関して執筆しましたが、まだまだ発展の余地があります。私の執筆した記事に興味のある方はどなたでも、国際ジャーナル・オブ・ヨガセラピー(the International Journal of Yoga Therapy)に掲載された「ヨガセラピーに対する財政的支援:可能性のモンタージュ」をお読みいただけます。

教えてくれたのは…リンゼイ・タッカーさん
リンゼイ・タッカーは、米ヨガジャーナルのシニア・エディターであり、ジャーナリストとしても活躍している。

ヨガジャーナルアメリカ版/「Why Isn’t Yoga Covered By Health Insurance?

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Translated by Hanae Yamaguchi



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