POSE & BODY
背中で指を組めない人は体がゆがんでいる?
日本を代表するヨガ指導者、綿本彰先生が読者のお悩みに答える連載。今回は「牛の顔のポーズで指が組めない」というお悩みに、綿本先生がアドバイス。
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牛の顔のポーズとは、背中で両手の指を組みキープするポーズ。
「後ろで手を組む際、片側は届くのですが、もう一方はまったく届きません。肩甲骨の歪みでしょうか?」と悩むヨガビギナー。綿本先生の考えとは?
筋肉の緊張が原因。肩関節を定期的にほぐして
すべての人の体が完全に左右対称ではありませんので、骨の形状の左右差もなくはないと思いますが、多くの場合は筋肉の偏った緊張や、筋膜などの癒着が原因だと思われます。統計的には、利き手を下に回した際に手が届きにくいのですが、いずれにしても運動や姿勢の偏りが招いた歪みだと思います。
放置すると歪みを助長する恐れがあるので、硬いほうの肩を内側にねじる動きを中心に、肩関節全体を定期的にほぐすことをおすすめします。
教えてくれたのは...綿本彰先生
日本ヨーガ瞑想協会会長、綿本ヨーガスタジオ主宰。父である同協会名誉会長、故・綿本昇師からヨガを学ぶ。大学卒業後インドに渡り、各地でヨガ、アーユルヴェーダの研修をし、帰国。1994年にヨガの指導をスタート。
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