毎朝のトイレで「便」と「尿」を見ていますか?毎日のトイレで確認したいこと
毎日の排尿、排泄で気になることはありませんか?身体から排泄される尿や便は、身体の状態や、より健やかになるためのヒントを教えてくれます。今日は流す前にチェックしてほしい自分のカラダからのメッセージと、トイレでの排泄姿勢や日々の過ごし方の注意について、お伝えしてきます。
「尿の色やにおいがいつもと違う。」「便秘で便がコロコロしたものしか出ない」「とにかく臭い」「おしっこが近い」など排尿、排泄で気になることはありませんか?
身体から排泄される尿や便の状態を観察していくと、適切な食事の量や食べ方、水分量などを見直すヒントになりますし、肌荒れや骨盤底のトラブルなどの予防にもつながります。
わたし自身、朝の便の状態からその日の食事の献立を変更することも。まずは朝いちトイレで簡単なチェックをしてみましょう。
便の色、やわらかさ、排泄のスムーズさをチェック
健康的な便チェックからスタート。未消化物がまざっておらず、水にしずみ、それほど臭くない便が◎ 食べ物によって便の色は多少変わりますが黄土色~明るい茶色くらい。そして、毎日または定期的にするりとすっきりとした排便ができるのが理想です。
未消化物があるということは、よく噛んでいないか、食べ過ぎているサイン。わたし自身、10代~20代頃は早食いの癖がありましたが、ゆっくり食べる努力をして便の状態が整ってきました。
便秘については3日以上便が出ない状態や、コロコロとした黒っぽいうさぎの糞のような便が出る状態。 慢性的な便秘は、おなかの張りで苦しくなったり、おならや便がとても臭くなったり、吹き出物やべたつきなど肌荒れ等の不調がでてきます。そして、硬くなった便をいきんで排泄することで、痔や尿漏れなどの骨盤底筋群トラブルにもつながってしまいます。便秘はストレス、水分不足や運動不足、繊維不足など様々な要因があるので、日常のそれらの改善はもちろんですが、実際に排泄するときのポイントは、身体に負担をかけないためにタイミングと姿勢がとても大切。
便意を感じたら我慢は禁物。なぜなら便意を感じた時が、一番骨盤底筋群や腸に負担をかけずに排泄できるタイミングだからです。我慢すると、硬くなって便秘の一因となるので、外出先で行きづらい場面がある方は早めに起きて出かける前に排泄できる生活習慣に変えていくところからはじめてみましょう。 朝、水を飲み、膝を軽くかかえて丸くなってゆったり呼吸したり、体幹部を軽くねじるようなポーズを行うのも腸に刺激が入り排泄のリズムを整える助けになります。
スマホをトイレに持ち込んでる人は要注意!骨盤底筋群を守ろう
排泄の際は和式トイレでの姿勢が、便をスムーズに排泄しやすい姿勢なので、洋式便器の場合は、足の下に子供用のステップやお風呂の椅子などを置いてひざの位置を便座より高くし、股関節が屈曲する状態を作り、上体はやや前傾姿勢で排泄するのがおすすめ。
但し、トイレの便座に座るのを長時間続けるのは、身体にとっては負担がかかることも。もちろん通常の排泄をする時間のみならOKですが、トイレにスマホや本を持ち込んでの排泄は必要以上に長くなり、骨盤底筋群に負担がかかる要因にもなります。実際、ボストンでの研究でスマホをトイレに持ち込んでいる人は、そうでない人に比べて、運動や食事などの改善をしたとしても、痔のリスクが46パーセントも高いという研究があり、骨盤底筋群への影響は大きいと考えられます。
普段の姿勢では、腰の丸まった骨盤後傾の状態での長時間の座位が続くと、腸の動きが悪くなり、便秘がひどくなる要因となります。デスクワークなどは休憩を設けて一度立ち上がったり、坐骨(骨盤の一番下の座面にあたる骨)を座面に対して立てて座り、背骨のS字カーブを保った姿勢をこころがけてみてくださいね。
尿の色で知る潤いチェック。身体を守るためにも水分補給を
ビタミンCなど水溶性のビタミンを取りすぎた場合や薬の服用で尿の色が変化することがありますが、普段よりも濃い色の尿は、水分不足のサインであることも多いです。まずはこまめな水分補給を心掛けて、定期的に水分を摂取できているかメモをして確認してみましょう。
白っぽく濁っている、排尿するときに痛みや残尿感があるなど気になることがあれば、膀胱炎やその他の感染症による炎症がある可能性あり。 女性は男性に比べて尿道口から膣や肛門が近いので尿路感染症にかかりやすいので注意が必要です。水分不足もリスクを高めます。
便同様、おしっこを必要以上に我慢する習慣は、身体に負担がかかり、尿を我慢するとそれだけで泌尿器の感染リスクを高めますので、尿意を感じたら我慢せずにトイレに行くようにしましょう。ただし、尿漏れする人に多いのですが、尿意を感じる前に不安からこまめに出しすぎるのは、膀胱の機能が低下するので、尿意を感じてからトイレに行くようにしましょう。
※注意※尿が白っぽいほかにも、赤っぽいなど変わった色の尿が続いたり、排尿時に違和感がある、普段よりアンモニア臭が強い、甘い匂いがするなどいつもと違うなと思ったら、腎臓や膀胱、糖尿病などの病気の可能性も考えられます。自己判断で済ませず、一度病院で検査をしてみることをおすすめします。 便も黒っぽい便が続くなど、いつもと違う便が続く場合は、病気のサインの可能性があるので一度検査を。
トイレは毎日必ず何回か行くので、自分のカラダチェックを習慣化する絶好の場所とも言えます。 季節の変わり目、どなたさまも健やかにお過ごしください。
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