朝の「おにぎり」に混ぜるだけ。寒暖差で疲れた体におすすめの食材3選|管理栄養士が解説
季節の変わり目は、気温の変化や夏の疲れが重なって、いつもより体が重く感じることがあります。体調を整えるには、睡眠や運動だけでなく、毎日の食事からエネルギーや体の機能を支える栄養素を補うことも大切です。 そこで今回は、忙しい朝でも取り入れやすい「おにぎり」に混ぜるだけで、栄養をプラスできる食材を3つご紹介します。
1.枝豆
まずおすすめしたいのが枝豆です。枝豆は、たんぱく質を含むほか、ビタミンB群や葉酸、鉄などの栄養素も含んでいます。たんぱく質は、筋肉や皮膚、血液など体をつくる材料となる大切な栄養素。不足すると、体のさまざまな機能を支える材料が不足してしまうため、毎日の食事からしっかり補いたいところです。また、ビタミンB群は、食べたものをエネルギーに変える過程に関わっています。ごはんからエネルギー源となる糖質をとるだけでなく、それを効率よく利用するための栄養素も一緒に補うことが大切です。枝豆を茹でるのが手間になる場合は、冷凍枝豆がおすすめです。解凍してさやから出したものをごはんに混ぜるだけ。塩を少し加えれば、枝豆の甘みも引き立ちます。
2.しらす
次におすすめしたいのが、しらすです。しらすは、手軽にたんぱく質を補えるほか、カルシウムやビタミンDなども含んでいます。カルシウムは骨や歯をつくるだけでなく、筋肉の働きや神経の情報伝達にも関わる大切なミネラルです。また、ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。しらすは、温かいごはんにそのまま混ぜるだけでOK。大葉や梅干しなどを加えれば、さっぱりとした味わいのおにぎりになります。ごはんに混ぜるだけで一品として成立する手軽さが気に入っています。冷蔵庫にあると「朝、何を食べよう?」と迷ったときにも助かる食材です。冷凍保存もできるので、多めに買って小分けに冷凍しておけば、いざという時に便利です。
3.梅干し
最後は梅干しです。梅干しにはクエン酸などの有機酸が含まれています。クエン酸は、私たちが食べた物からエネルギーをつくり出す「クエン酸回路」に関わる成分です。エネルギー産生を支えることから、疲れを感じるときにも意識したい栄養成分の一つです。また、暑さや寒暖差などで食欲が落ちているときにも、梅干しの酸味は食事を食べやすくしてくれます。疲れていて朝食が進まない日には、さっぱりした梅おにぎりからスタートするのもおすすめです。梅干しは保存がきくので、冷蔵庫にストックしておくと、とても便利です。
まとめ
寒暖差で疲れを感じやすい時期は、主食・たんぱく質・野菜などを組み合わせて、できるだけバランスよく栄養をとることが大切です。今回ご紹介した枝豆・しらす・梅干しは、どれもごはんに混ぜるだけ。忙しい朝も「いつものおにぎりに一つ加える」だけなら、無理なく続けやすいですよ。まずは冷凍庫や冷蔵庫にある食材から、できることを一つ取り入れて、寒暖差のある季節の体調管理に役立ててみてください。
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