【いくら寝ても疲れが取れない人に】原因は「胸の硬さ」!寝る前の1分で眠りの質を高める「ヨガムドラ」
「寝ても疲れが取れない」「気づくと肩や首に力が入っている」「夜になっても頭が休まらない」。このような状態は、身体がリラックスモードへ切り替わっていないサインかもしれません。現代はスマートフォンやパソコンを見る時間が長く、交感神経が優位な状態が続きやすくなっています。それが、身体の緊張を高め、睡眠の質や疲労回復にも影響を与えてしまう原因となっているのです。
疲れが取れない原因は「胸の硬さ」
疲れが取れない時、呼吸が浅くなっていることが考えられます。本来、呼吸は横隔膜が上下に動き、それに合わせて肋骨や胸郭が広がって行われるもの。しかし、デスクワークやスマートフォンの使用が長時間続くと、背中が丸まりやすくなり、大胸筋や小胸筋、三角筋前部といった、胸の前側の筋肉が縮んだ状態になってしまいます。すると胸郭の動きが小さくなり、横隔膜が十分に働けなくなるため、首や肩の筋肉(胸鎖乳突筋・斜角筋など)に頼った浅い呼吸になってしまうのです。
浅い呼吸が続くと身体は緊張状態が続きやすくなり、これが疲れが抜けにくい原因となります。
胸を開くことが睡眠の質向上への第一歩
無理に深呼吸をする必要はありません。まず大切なのは、胸郭が自然に広がる状態をつくることです。胸が開き、肋骨が動きやすくなると、横隔膜が働きやすくなり、呼吸は自然と深まります。すると、副交感神経が働きやすくなり、身体の緊張の緩和や、睡眠の質の向上など、心身ともに休まりやすい状態へ導いてくれます。
固まった胸を開く「ヨガムドラのポーズ」
ヨガムドラのポーズは、両手を背中で組んで腕を持ち上げながら前屈するというもの。簡単な動作にも関わらず、以下のようなうれしい効果が感じられます。
- 胸が開き呼吸が深くなる
- 肩・首の緊張がやわらぐ
- 肩甲骨まわりの緊張がやわらぐ
- 呼吸が深まる
- 副交感神経が働きやすくなる
- リラックスしやすい身体づくりにつながる
さらに前屈姿勢では頭が心臓より低くなるため、身体がリラックスしやすく、心身を落ち着かせる時間にもつながります。寝る前や一日の終わりに取り入れて、心と身体をリセットしましょう。
ヨガムドラのポーズのやり方
1)正座になり、上半身を前に倒し、おでこを床につける。このとき、股関節につまりを感じる場合は、膝の間をあける。おでこの下にクッションなどで高さを出してもOK。
2)両手を腰の後ろで組み、上腕骨を外側へ回す。
3)そのままこぶしを遠ざけるよう引っ張りながら、天井方向へ持ち上げる。そのまま5呼吸ほどキープする。
4)こぶしを下ろし、両手をほどき、顔の横へ手をついてからゆっくり上半身を起こす。
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