朝のコーヒーに牛乳を入れない方がいい人の特徴|管理栄養士が解説

朝のコーヒーに牛乳を入れない方がいい人の特徴|管理栄養士が解説
Yuuki
西迫祐希
西迫祐希
2026-06-20

毎朝目覚めの一杯として、そして日中の覚醒や集中力のために、朝のコーヒー習慣を大切にしている方は多くいらっしゃいます。その際、ブラックコーヒーではなく牛乳を入れる、という方もいるのではないでしょうか。実際に、空腹時のブラックコーヒーによって胃にムカつきを感じる方や、たんぱく質やカルシウムなど、栄養素を補給する目的で牛乳を入れる工夫もあります。一方で、コーヒーに牛乳を入れることによって、不調につながる場合もあります。今回はコーヒーに牛乳を入れないほうがいい人について、解説します。

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無意識で、なんとなく牛乳を入れる

ブラックコーヒーでも飲めるけど、なんとなく牛乳を入れる方や、朝だけでなく、コーヒーを飲むときは必ず牛乳を入れる方は、1日の摂取カロリーに影響していきます。

1日にコーヒーを2杯、3杯と飲む場合、例えば毎回牛乳を100mL入れると、1杯あたり約70kcaLプラスされます。3杯で約210kcaLプラスで、気づかないうちに毎日のカロリー摂取を重ねてしまうことに。
特に体重の増加が気になる方や、食事は気を付けているのに、なぜか体重が減っていかないという方は、無意識に牛乳を入れていないか振り返り、思い当たる場合は、意識的に控えてみましょう。

ブラックでも問題なく飲める場合は、そのときに応じて牛乳の必要性を選択できるといいです。ちなみに、低脂肪乳は100mLあたり約45kcaLです。コーヒーに牛乳は入れたいという方は低脂肪乳を選択することも工夫の1つです。

カフェオレ、女性
photoAC

胃腸が過敏な方

コーヒーに含まれるカフェインは、利尿作用に加えて、人によっては腸の蠕動運動が活発になります。そのため、コーヒーを飲むとトイレに行きたくなるという方もいるのではないでしょうか。

さらに個人差はありますが、コーヒーだけでは問題なくても、牛乳を入れることによって誘発される方もいます。
理由としては、牛乳に含まれる乳糖や脂質、冷やして飲む場合は冷たい飲料による刺激によるもので、お腹が緩くなる、痛くなる、張りやすくなる場合があります。思いあたる方は、まずは、コーヒー自体の量や濃さ、そして牛乳を入れることによる影響を確認してみましょう。自分の適量やベストな組み合わせ、腸の動きにどのように影響するのか、理解しておくと安心です。

トイレ
photoAC

朝食があまり食べられない方

起きてすぐの、空腹時のコーヒー摂取は控えることがおすすめです。とくに普段、起きてすぐに朝食を食べるのが苦手な方は、コーヒーの摂取によって空腹感を感じにくくなるだけでなく、コーヒーに牛乳を入れることで、牛乳は水に比べて胃から腸にゆっくり排出されるため、さらに朝食がすすまない可能性があります。
まずは朝食をとってから、食後の1杯としてコーヒーを楽しむ流れが良いでしょう。食事で不足しがちな栄養素を補う目的で、食後に牛乳を取り入れるのは良い工夫です。

コーヒーに牛乳を入れる際は、なんとなくの習慣になっていないか、1日のエネルギー摂取量の範囲に収まっているか。おなかの調子も確認しながら、検討してみてください。
 

【参考】
・文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
・厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
・厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査」

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