「シュークリーム」vs「エクレア」糖質対決!ダイエット中に選ぶべきスイーツを管理栄養士が解説

「シュークリーム」vs「エクレア」糖質対決!ダイエット中に選ぶべきスイーツを管理栄養士が解説
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シュークリームとエクレアは、どちらも同じシュー生地を使った洋菓子です。見た目は似ていますが、糖質やカロリーに違いはあるのでしょうか?ダイエット中に選ぶならどちらがいいのか、比較して解説します。

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結論:糖質が多いのは「エクレア」

一般的なサイズで比較すると、シュークリーム1個(約80g)の糖質は約18〜22g、エクレア1個(約70g)の糖質は約23〜28gです。エクレアの方が小さめなのに糖質が多いのは意外かもしれません。この差を生む最大の理由は、上面のチョコレートのコーティングです。

エクレア
photo by Adobe Stock

チョコレートコーティングが糖質の差を生む

シュークリームとエクレアは、どちらも同じシュー生地を使います。大きな違いは、エクレアの上面にかかっているチョコレート。このコーティングに使われるチョコレートやフォンダン(砂糖衣)が、糖質を押し上げています。チョコレートは100gあたり約50〜60gの糖質を含むため、少量でも影響が大きいのです。

カロリーで比較

カロリーはシュークリーム1個が約180〜230kcal、エクレア1個が約200〜260kcal。こちらもエクレアの方がやや高めです。チョコレートには糖質だけでなく脂質も含まれるため、カロリーも上乗せされます。カロリーを抑えたいなら、シュークリームを選ぶ方が有利です。

クリームの種類でも変わる

中に入るクリームによっても糖質は異なります。カスタードクリームは卵と牛乳がベースですが、とろみをつけるために小麦粉やコーンスターチ(デンプン)を使用し、砂糖もしっかり加えるため、糖質は100gあたり約15〜20gとなります。一方、ホイップクリーム(生クリーム)は乳脂肪分がメインであるため、カスタードと比較すると糖質を抑えられる傾向にあります。糖質を重視したいならホイップクリーム タイプ、脂質を抑えたいならカスタードタイプを選ぶと良いでしょう。

ミニ解説:生クリームとホイップクリームの違い

一般的に白いクリームを総称して「生クリーム」と呼ぶことが多いですが、実は厳密には異なります。
・生クリーム(クリーム):生乳から作られる動物性脂肪100%のもの。
・ホイップクリーム:植物性脂肪が主体、または動物性と植物性の混合タイプ。 スーパーやコンビニの洋菓子では、食感やコスト面から植物性脂肪主体の「ホイップクリーム」が使われていることがほとんどです。今回ご紹介した「糖質を抑えやすい」というのは、こうした市販品のホイップクリームを想定した比較となります。

シュー生地は意外と低糖質

シュー生地自体は、小麦粉、バター、卵、水で作られ、砂糖はほとんど使いません。そのため、生地だけで見ると糖質は控えめです。洋菓子の中では、スポンジケーキやパイ生地に比べて糖質が低いのが特徴。シュー系スイーツは、洋菓子の中では比較的ダイエット向きといえます。

ダイエット中の選び方

糖質を抑えたいならシュークリーム、特にホイップクリームタイプがおすすめ。コンビニやスーパーで選ぶ際は、栄養成分表示をチェックしましょう。また、小さめサイズを選ぶ、1個を半分に分けて2回に分けて食べるなどの工夫も効果的です。食べるタイミングは、血糖値が安定しやすい15時頃がベストです。

まとめ

糖質・カロリーともに、シュークリームの方が低め。チョコレートのコーティングがエクレアの糖質を押し上げています。ダイエット中に洋菓子を楽しむなら、シュークリームを選ぶのがおすすめ。さらに糖質を抑えたいなら、ホイップクリームタイプを選び、15時のおやつとして楽しみましょう。

参考文献
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」

記事監修/亘美玲
管理栄養士。病院栄養士として七年間勤務後、食品会社にて約十五年間、メディカルサプリメントや機能性表示食品の商品開発責任者を務める。自身の妊娠・出産、離乳食作りの経験をきっかけに母子栄養の研究を重ね、現在は産前産後ママの栄養サポート、栄養相談、料理教室、レシピ提案、執筆、栄養学講座など幅広く活動している。

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