デスクワーカーに多い「お尻症候群」って知ってる!?<お尻の筋肉を目覚めさせる>仕事の合間の1分ストレッチ
デスクワークなどで座り時間が長くなると、お尻の筋肉が活動不足になり、まるでその機能を忘れてしまったようになってしまうことがあります。「大臀筋健忘症」などの俗称で呼ばれるこの状態は、脚の重だるさや代謝低下のほか、姿勢やボディラインの崩れにも大きく影響していきます。日ごろからお尻を使って、しっかりケアをしていきましょう!
デスクワークで「お尻」が眠っていませんか?
デスクワークがもたらす不調というと、肩こりや腰痛に目が向きがちですが、実は深刻な事態が起きているのが「お尻」です。 長時間椅子に座り続けている時のお尻は、大きな筋肉である大臀筋(だいでんきん)が常に押し潰され、血行も妨げられている状態です。
「お尻症候群」とは
座りっぱなしの姿勢が続くと、脳がお尻の筋肉の使い方を忘れてしまう「大臀筋健忘症(お尻症候群)」と呼ばれる状態に陥ります。お尻がうまく機能しなくなると、姿勢を支える力が弱まり、代わりに腰や膝が過剰に働いて負担を負ってしまうのです。
お尻の筋肉が「眠る」とどうなるか
お尻の筋肉=大臀筋は、股関節周りの筋肉の中でも特に大きな筋肉です。力強く地面を蹴ったり、股関節運動の安定には欠かせません。
お尻の筋肉が不活性になると、以下のような不調が起こりやすくなります。
・骨盤の不安定化: 骨盤を後ろから支える力が弱まり、猫背や反り腰が助長されます。
・代謝の低下: 体の中の大きな筋肉の一つである大臀筋が働かず、下半身の冷えやむくみ、基礎代謝の低下につながります。
・歩行への影響: 地面を蹴り出す力が弱まり、太ももの前側(大腿四頭筋)ばかりを使って歩くようになるため、脚が疲れやすくなります。
眠ったお尻を呼び起こすコンディショニング
眠ってしまった筋肉をいきなり強く鍛えるのは難しいため、まずは「感覚を取り戻す」ことから始めましょう。ストレッチと軽い刺激を組み合わせることで、脳とお尻のつながりを再起動させます。
座り作業の多い人は、1、2時間ごとに以下の流れを行ってください。お尻が目覚めると、股関節の動きもよくなり、夕方の脚の軽さも感じやすくなります。
ウォーミングアップ:坐骨(ざこつ)での重心移動
まずは椅子に座ったまま、お尻の接地感覚を取り戻しましょう。
①椅子に浅めに座り背筋を伸ばし、左右のお尻の骨(坐骨)に均等に体重が乗っているのを感じます。
②体を左右にゆっくり揺らし、片方の坐骨に体重をしっかり乗せましょう。
③左右の動きを5回繰り返します。お尻の肉が座面で動く感覚を意識することで、筋肉への意識を高めます。
お尻のスイッチを入れる「ヒップスクイーズ」
お尻の筋肉に直接「収縮」の合図を送ります。
①まっすぐ立ち、かかと同士をくっつけ、つま先を軽く外側に開きます。
②お尻の穴を締めるように、左右のお尻を中央にギュッと寄せて、ゆっくりとつま先立ちになります。
③つま先立ち、戻るの動作を5回繰り返します。
ポイント: 下腹部にも軽く力を入れ、腰が反らないように注意してください。「お尻が硬くなる感覚」を脳に覚え込ませるのが狙いです。
お尻をのばす優しいストレッチ
①椅子に浅めに腰かけ、お尻を後ろに突き出し、背骨を前方へと伸ばします。
②上半身を倒し、お腹を太腿にのせます。
③手を脚に添えて前屈をし、30秒ほどキープします。
ポイント:体が硬い人は少し腰を反らすくらいの感覚で、お腹と太腿が離れないようしましょう。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く









