ブラックコーヒーと緑茶、ダイエット向きなのはどっち?管理栄養士が本音で比較

ブラックコーヒーと緑茶、ダイエット向きなのはどっち?管理栄養士が本音で比較
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石川伊澄
石川伊澄
2026-03-30

ダイエット中の飲み物として、ブラックコーヒーと緑茶のどちらを選ぶべきか迷ったことはありませんか。どちらもカロリーがほとんどなく、ダイエット中に取り入れやすい定番の飲み物です。この記事では、管理栄養士の視点からブラックコーヒーと緑茶のどちらがダイエットに適しているかを解説します。ダイエット中の飲み物選びに迷っている方は、ぜひご覧ください。

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ブラックコーヒーと緑茶はどちらも低カロリー

ブラックコーヒーと緑茶は、どちらもカロリーが低い飲み物です。
ブラックコーヒーは1杯(200ml)あたり8kcal、一般的に「緑茶」として飲まれているせん茶は1杯あたり4kcalとされています。緑茶の方がややカロリーは低いものの、大きな差はありません。
ただし、「より効率的なダイエット」を目指すのであれば、緑茶を選ぶメリットがやや上回ります。

ブラックコーヒーと緑茶
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緑茶の方がカフェイン量が少ない

緑茶をおすすめする理由のひとつが、ブラックコーヒーよりカフェイン量が少ない点です。
100mlあたりのカフェイン量は、ブラックコーヒーが約60mgであるのに対し、緑茶(せん茶)は約20mgとされています。カフェインの適量には個人差が大きく、日本では明確な基準が設定されていない一方で、カナダ保健省(HC)や米国食品医薬品局(FDA)などの機関では、健康な成人のカフェイン摂取量の目安を1日あたり400mgと公表しています。

つまり、ブラックコーヒーは1日3~4杯(1杯200ml換算)で目安上限に達する可能性があるのです。対して緑茶は、1杯あたりのカフェイン量が少ないため、ブラックコーヒーより摂取量を調整しやすい飲み物といえます。

緑茶
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カフェインを摂りすぎるとどうなる?

カフェインは、適量であれば集中力の維持に役立つとされています。しかし摂りすぎてしまった場合、心拍数の増加、不安感、不眠、下痢、吐き気などの健康被害を招くおそれがあります。

カフェイン
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ダイエットのサポートする緑茶の特有の成分

緑茶には、ダイエット中の食生活を支える特有の成分が含まれています。代表的ななものは、お茶の渋みや苦みのもとであるポリフェノールの一種「カテキン」。カテキンには、食事に含まれる脂質の吸収をおだやかにする働きがあることが知られています。

また、緑茶には「テアニン」というアミノ酸も含まれています。テアニンは、緑茶の旨みを生み出す成分で、休息や睡眠の質をサポートすることが報告されています。

緑茶
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ブラックコーヒーも上手に取り入れよう

ブラックコーヒーもカフェインの量に気を配りながら飲めば、十分におすすめできる飲み物です。
カフェインには交感神経を優位にする働きがあり、運動前に摂取すると脂肪をエネルギーとして消費しやすくすることが報告されています。

さらに、近年コーヒー特有のポリフェノールである「クロロゲン酸」にも注目が集まっています。最近の研究では、クロロゲン酸が体脂肪の低減をサポートする可能性が報告されており、ダイエットを後押しする成分として期待されています。

ブラックコーヒー
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まとめ

ブラックコーヒーと緑茶は、どちらもカロリーがほとんどなく、ダイエット向きの飲み物です。
緑茶はブラックコーヒーに比べてカフェイン量が少なく、カテキンなどの成分を含む点が特徴です。一方で、ブラックコーヒーもカフェインの摂りすぎに注意すれば、ダイエット中に活用できます。

どちらか一方にこだわるのではなく、飲む量やタイミングを意識しながら取り入れることがポイントです。
 

【参考文献】
文部科学省|日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
農林水産省|カフェインの過剰摂取について
厚生労働省|食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~

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