胃腸炎のとき、実は避けたい「胃にやさしそうな食べ物」とは?管理栄養士が教える正しい食事法

胃腸炎のとき、実は避けたい「胃にやさしそうな食べ物」とは?管理栄養士が教える正しい食事法
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胃腸炎になると、体にいいものを選びたくなりますよね。よかれと思って選んだヨーグルトやフルーツ、野菜スープは本当に胃腸炎に効果があるのでしょうか。実は“やさしそうな食べ物”が弱った体にとって裏目に出ることもあるのです。 今回は胃腸炎の時に勧めたい正しい食事法を、管理栄養士がわかりやすく解説します。

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胃腸炎のときの体はいつもと違う

胃腸炎の時は、胃や腸は炎症を起こし消化や吸収の力が落ちてしまい、いわば“とても疲れている”状態です。そんなときは栄養価の高さよりも「負担をかけないこと」が大切。体調を整えるためには、まず休ませることを優先しましょう。

実は避けたい“やさしそうな食べ物”

ヨーグルトを食べる女性
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胃腸炎になると、「せめて体にやさしいものを」と思いますよね。けれど、弱った胃腸にとっては“体に良さそう”に見える食べ物が、かえって負担になることもあるのです。

ヨーグルトや牛乳
腸活の味方であるヨーグルトは腸にいいイメージがありますが、下痢がある時期は乳製品が合わない人もいます。牛乳も同様で、お腹がゴロゴロしたり、症状が長引いたりすることがあるため、回復期に少量から試すのがおすすめです。

フルーツ
フルーツはビタミンが豊富で回復を助けてくれそうですが、食物繊維や酸味は弱った胃腸には刺激になることがあります。特に柑橘類はしみるように感じることもあるため、食べるならすりおろしたりんごを少量からにしましょう。

野菜たっぷりスープ
「栄養をとらなきゃ」と野菜をたっぷり入れたスープを選ぶ方も多いですが、繊維が多いと腸は余計に働かなければならず、負担になる可能性があります。

玄米・全粒パン
玄米や全粒パンも普段は体にうれしい食品ですが、この時期は消化に時間がかかるため避けたほうがいいかもしれません。胃腸炎のときは、白米のおかゆややわらかいうどんのほうが向いています。

まとめ

水分補給
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つらい時期は脱水にならないためにも水分補給を最優先にして、無理に食べる必要はありません。少し落ち着いてきたら、やわらかいものを少量ずつ卵や豆腐、白身魚などを段階的に取り入れていくことをおすすめします。
胃腸炎の食事で迷ったら、「やわらかい」「油が少ない」「繊維が少ない」「少量から」を目安にしてみましょう。“いつもは体にいいもの”をあえてお休みすることも、今の体を大切にする選択です。焦らず、ゆっくり整えていきましょう。

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