国内初認定!星空保護区「石垣島」で、極上の星空ヨガ体験を【石垣島ヨガ便り ♯2】

 国内初認定!星空保護区「石垣島」で、極上の星空ヨガ体験を【石垣島ヨガ便り ♯2】
石垣島ヨガ便り ♯2
長島千比呂
長島千比呂 2019-02-21

自由が丘、たまプラーザ、そして石垣島で展開する人気スタジオ「クシャナヨガ」。主宰の長島千比呂先生が過ごす、石垣島でのヨガのある暮らしとは? 憧れの島暮らしの様子を連載形式でお届けします。

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「石垣島」は日本一美しい星空の島

今、石垣島は星空ブームなのをご存知でしょうか? 昨年2018年4月に、石垣島北部と西表石垣国立公園が、国際ダークスカイ協会から「星空保護区」に認定されました。これは、日本初で、世界に誇る星空であることが認められた証です。近年、この星空を目当てに石垣島に旅行に来る方も増えています。そんな多くの人々を魅了する、石垣島の星空の秘密は一体何か?というと…。

やはり一番は「暗さ」です。海に囲まれた島だからこそ、夜の暗さはあるがままの漆黒をとどめます。その暗さが星の輝きを際立たせてくれます。そして、風の影響が少ないことも星を観察するには重要だそうです。さらに、大事なことが、石垣島の立地。北緯24度という石垣島の場所は、全88星座のうち84星座を観測することができるのです。島には国立天文台もある「石垣島天文台」があり、一般の人でも参加できる天体観望会が週末には開催されています。こちらは人気なので、予約をされていくことをおすすめします。

石垣島の美しい星空
石垣島の美しい星空

冬の南の島だけに輝く奇跡の星「南十字星」

今の時期(12月~6月頃)の星空観察でお勧めなのは、南十字星です。南十字星は、東京をはじめ本州では見ることができません。日本で見るためには、八重山諸島まで南下しなければならいのです。まさに、南半球のシンボル的存在です。見える星座からも、赤道を超えた異国の地、日本とは違う「琉球」を感じます。南半球の国々にはこの南十字星をモチーフにした国旗も多くあります。遥か昔から、南の島の人たちの暮らしを照らし、航海を守ってきた輝きの星座です。ここ石垣島でもそうです。方言で南十字星のことを「はいむるぶし」と言い、古くから親しまれてきました。琉球の人たちにとって、この南の星は、ある意味アイデンティティの一つでもあるのかもしれません。

南十字星は、地平線に近い低い空にある星座なので、高いところから見たほうが見つかりやすいです。島南部の市街地は明るすぎるので、北部の小高い場所が最適です。アクセスもしやすいので、展望台もある「バンナ公園」がおすすめです。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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