【体が硬いは、脳の過剰反応!?】脳のブレーキを外せばみるみる柔らかくなる!マインドフルネス前屈
ヨガのレッスンなどでよく言われる、「痛くない範囲で体を動かしましょう」というセリフ、それは安全の基本ですが、そこからさらに一歩踏み込み、少しでも可動域を広げていきたいと思っている人もいると思います。実は、体の硬さは、脳が設定した「防衛線」による影響が大きい。脳の防衛反応を丁寧に書き換えることで、体を柔らかくすることができます。
痛みは脳が設定した「安全装置」
「体が硬い」という悩みを持つ人の多くは、実際の筋肉の硬さ以外にも、脳による強力な「ブレーキ」機能も関係しています。ストレッチなどで体が突っ張る時、私たちはそれを「筋肉の限界」だと感じますが、実はその裏で脳がアラートを鳴らしているのです。正式には、「伸張反射」や「防御性収縮」と呼ばれるもので、筋肉が引きちぎれないように脳が先回りして緊張させる仕組みになっているのです。
脳からの過度な制限で体が伸びない!?
脳はこの「安全装置」の設定を非常に敏感(過剰)に設定しています。本来ならもっと伸びる余地があるのに、脳が「これ以上は危ない!」と誤解して、早い段階で痛みの信号を送り、筋肉をガチガチに固めてしまうのです。これが、体が硬いことの原因の一つとなっています。
「痛み」の情報を塗り替えれば体が柔らかくなる!
脳からのブレーキの指令を外すためには、力まかせにストレッチすればいいというわけではありません。脳が発している「痛み」という情報を読み替えることが必要。痛みを感じたときの「不快だ」「早く逃げたい」といった拒絶反応こそが、脳の警戒レベルを引き上げているので、今回はそこにアプローチしていきます。
痛みを敵視するのではなく、観察しよう
大切なのは、痛みを敵視せず、単なる「強い伸びの刺激」という中立な情報として観察すること。「痛いから戻らなきゃ」ではなく、「今、この箇所が強く引き伸ばされている感覚があるな」と、他人事のように客観的にモニタリングするのです。そうするうちに、脳が「痛み」を「破壊の警告」ではなく「安全な範囲内での刺激」であると再認識していきます。すると、痛みに向けていた意識の優先順位が切り替わり、ブレーキが内側から解除されやすくなります。
「内側の感覚」を意識して前屈をしてみよう
これからご紹介する実際のワークでは、外側からの評価を捨て、徹底的に「内側の感覚」に集中しましょう。一般的なストレッチが「外側から筋肉を伸ばす作業」なら、これは「内側から脳の勘違いを解いていく作業」です。脳の解釈そのものをアップデートするため、可動域が変化しやすくなります。
①まっすぐ立ちそっと目を閉じ、視覚情報を遮断します。
②膝を軽くゆるませ、脚に添えた手を滑らせながら、ゆっくりと上半身を前に倒します。
③もも裏に張りを感じ、「これ以上は痛い」という境界線に達したら、そこで動きを止めます。
【ポイント】
・重要なのは、さらに深く曲げようと努力しないこと。ただそこにとどまり、湧き上がってくる感覚を観察します。
・自分の呼吸を意識しましょう。もし呼吸が止まっていたり、浅くなっていたりするなら、深い呼吸が無理なくできる位置まで体を戻します。
・「深い呼吸を維持できる限界点」で静止し、息を吐いた際に、突っ張っている場所が少しずつ熱を持ったり、溶けていったりする感覚を感じてください。数十秒後、脳がその姿勢を「安全だ」と完全に納得した瞬間、止まっていたはずの体が、重力に従って自然と深く沈み込んでいくはずです。
・起き上がるときは立ちくらみが起きないよう、ゆっくりと頭が最後になるように腰から体を起こしましょう
【動画はこちら】
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