【膝が伸びない原因は脳の防衛本能?!】やり方を知るだけで初心者も劇的に柔軟性が高まる!脳からゆるめる開脚入門
「開脚しようとすると膝が曲がり、骨盤が後ろに倒れてしまう……」。その原因は筋肉の硬さだけでなく、脳が筋肉にかけた「ブレーキ」にあるかもしれません。硬い体には、無理矢理ストレッチしても逆効果。本記事では、脳の仕組みを利用して筋肉を弛緩させるストレッチ方法を、初心者向けの入門プログラムで解説します。
「脳の防衛本能」が筋肉の伸びをブロックしている
「体が硬い」と感じる人の中には、無理に脚を広げようとして膝が曲がってしまったり、骨盤が後ろに倒れてしまったりした経験がある人もいると思います。実はこれ、単に筋肉が硬いせいではなく、あなたの脳が「これ以上は危険だ!」と筋肉にブレーキをかけている状態でもあります。
急に筋肉を伸ばすとストップがかかる
筋肉の中には、常にその伸び具合を監視しているセンサーがあります。柔軟性に自信がない人が急にストレッチをすると、このセンサーが「筋肉がちぎれる!」と判断し、反射的に筋肉をギュッと縮めて守ろうとします。これが、開脚しようとしても押し戻されるような反発感の正体です。
まずは脳内ブレーキを解除することが必要
特に座りっぱなしの生活が長いと、もも裏(ハムストリングス)や内もも(内転筋)は常に縮んだ状態で固まりやすく、脳もその「縮んだ長さ」が安全だと勘違いしてしまいます。この「脳内ブレーキ」がかかったまま力ずくで伸ばそうとするのは、サイドブレーキを引いたままアクセルを踏むようなもの。まずはこのブレーキを解除する「手順」が必要なのです。
脳のブロックを外す「あえて力を入れる」という裏技
この強力なブレーキを外すには、脳を「安心」させる必要があります。そのためのもっとも効果的な方法が、「伸ばしたい筋肉を、あえて力ませる」というアプローチです。
「伸ばしたいのに、力を入れるの?」と不思議に思うかもしれません。しかし、筋肉は「強く使われた直後、リラックスするように指令が出る」という面白い習性を持っています。これをうまく利用すると、脳のセンサーが一時的にリセットされ、今まで「これ以上は無理!」と拒絶していたラインをすんなり越えられるようになります。
また、お尻の筋肉など、伸ばしたい場所の「反対側」にある筋肉に力を入れることも有効です。お尻をギュッと締めると、脳は自動的に内ももへ「緩んでいいよ」という信号を送ります。この二つの神経回路をハッキングすることで、可動域を広げることができるのです。
実践!脳をだまして骨盤を立てる橋のポーズアレンジ
実際に開脚のためのプレワークをご紹介します。まずは、今のご自分の開脚具合をチェックしてみて下さい。すっと腰を伸ばせますか? 膝の伸びやすさはどうでしょう? このポーズの目的は、開脚を邪魔する「もも裏」と「内もも」のブレーキを同時に外すことです。
①仰向けに寝て、両膝を立てます。
②かかとの位置はお尻からやや遠くに置き、脚幅を肩幅より広めに開きます。
③つま先を外側に向け、膝もつま先と同じ方向にそろえます。
④かかとを地面に押し込んで、少しずつお尻を浮かせます。
⑤腰を少し丸め、お尻を締めながらできるところまで腰を上げていきます。
⑥上がりきったところで、かかとをお尻側に引っ張るような力を加えます。
⑦そのまま、60~70%くらいの力を入れ続けてください。呼吸を止めずに5秒ほどキープした後、一気に脱力してお尻を下ろします。
⑧2〜3回繰り返した後に、座って開脚を再度行ってみましょう。
【動画はこちら】
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