お尻の形が崩れてきた人へ。効かせる筋肉の順番でプリっと上向きに「基本のお尻トレ」
「お尻を引き締めたいのに、スクワットしても効かない」「下半身を鍛えても変化が出ない」「お尻の形が崩れてきた」そんな悩みはありませんか? お尻を鍛えても効果を感じられないのは、「身体の使い方のゆがみ」が原因です。日常生活の癖によって骨盤や股関節のバランスが崩れていると、お尻に力が入りにくくなり、どれだけ頑張っても成果が表れません。まずはお尻に正しくスイッチを入れることが大切です。
お尻が垂れる3つの原因
内腿(内転筋)が弱い
内腿の筋力が低いと、骨盤が外側に広がりやすくなります。その結果、お尻の筋肉(大臀筋・中臀筋)が働きにくくなり、脚の外側ばかりに負担が集中します。
反り腰でお腹が使えない
反り腰の状態では骨盤が前に傾き、肋骨が開いた姿勢になりがち。この姿勢では腹圧が抜けてしまうため、トレーニングをしても力が逃げやすく、お尻にスイッチが入りにくくなります。
股関節の動きが悪い
股関節が硬い、または動きのくせが強いと、本来お尻を使いたい動作でも太もも前や腰が代わりに働いてしまいます。「骨盤と股関節の連動」がスムーズでないことが、形崩れの大きな原因となっています。
原因を放置したままではお尻は引き締まらない
上記の弱点をそのままにしておくと、骨盤が安定しない→脚の外側に負担がかかる→お尻の筋肉に力が入りにくい、という悪循環が起こり、結果として「鍛えても形が変わらない」ということになってしまいます。
使うべき筋肉の順番を知って、正しいスイッチを入れ、お尻を効率よく引き締めていきましょう!
基本のお尻トレーニング
弱点を補いながら、お尻に力が入る土台づくりができるエクササイズを紹介します。時間は5分程度。運動が苦手な方にも取り組みやすい内容です。
①体の左側が下になるように横向きに寝て、両膝を90度に曲げましょう。
②骨盤を後傾させて、左の脇腹を床から浮かせます。
③息を吐きながら右膝を前方向にスライドし、内腿と合わさったら一度息を吸い、吐きながら右膝を開く。
④吸いながら右膝を閉じる。これを呼吸に合わせながら5回繰り返す。
⑤反対側も同様に5回行う。理想は1日5セット行うこと。
動画でさらに鍛えたい方はこちら
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