腰のこわばり、重だるさがスーッと抜ける!仰向けで深部まで伸びる“脚を組むツイストストレッチ”

腰のこわばり、重だるさがスーッと抜ける!仰向けで深部まで伸びる“脚を組むツイストストレッチ”
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HINACO
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2025-11-25

長く座っていたり、寝起きに腰がこわばっていると感じる時、「腰の奥がつまっているような重さ」が気になることはありませんか?そんな時におすすめなのが、仰向けで脚を深く組んで行うツイスト。脚を絡めてから倒すことで骨盤が安定し、腰まわりのこわばりから体側ラインまで、深くなめらかに伸ばせるのが特徴です。腰の外側〜脇腹にかけての筋膜ラインへしっかり届く気持ちよさが魅力。寝転んだまま行えるので、疲れている日にも取り入れやすいストレッチです。

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脚を絡めることで、腰まわりの深いこわばりがゆるむ

脚を深く組んでから倒すと、骨盤が少し引かれるように倒れ、腰の外側や腰椎まわりにじんわりと伸びが入ります。

特に伸びるのは…

・腰の横の張り(腰方形筋まわり)
・腰の深部で固まりやすい筋膜ライン

・背骨の土台を支える小さな筋肉群

デスクワークや立ちっぱなしで、腰の横だけがガチッと固まるような“ピンポイントの重さ”がある人ほど、このねじる方向への伸びが気持ちよく入っていきます。

デスクワーク
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体側までひらくから、呼吸が深まりやすい

絡めた脚を倒すと、反対側の体側までぐっと伸びていきます。倒した方向とは逆側の脇腹・肋骨まわりが長く伸びるため、

・呼吸が入りやすくなる
・肋骨の動きが柔らかくなる

・上半身の姿勢が起こしやすくなる

といった変化が起こりやすくなります。特に脇腹や肋骨まわりの張りは、疲れが溜まると無意識に固まりやすく、「深く呼吸しているつもりなのに胸が広がらない」という人が非常に多いポイント。腰まわりと体側が同時にほぐれるストレッチです。

背骨全体がゆるみ、腰の重だるさが抜けやすくなる

脚を組むことで骨盤が安定し、ねじりの力が背骨へまっすぐ伝わります。そのため、ただ膝を倒すだけのツイストよりも、

・背骨の回旋が深く入る
・腰の片側に溜まる張りが抜けやすい

・長時間の同じ姿勢の負担が軽減

といった、「背骨〜腰」全体のリセット感が得やすくなります。腰の重だるさは、背骨の動きが硬くなることで起こるケースも多く、このツイストで背骨を柔らかく保つことは、とても効果的なケアになります。
続けるほど、「腰の深いところが固まりにくくなる」「朝の動き出しがラクになる」といった変化が感じられるはず。

深部ツイストストレッチのやり方

1) 仰向けになり、両腕を横に広げます。左脚の上に右脚を深く組み、可能であれば足首まで絡めます。

ツイストストレッチ
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2) 両膝を左側へ倒し、右の腰外側から体側の伸びを感じます。反対側も同様に行います。

ツイストストレッチ
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