冬の体はトラブル続出【股関節の動きが悪い人に】動きにくくなる股関節をスムーズにするストレッチ
朝晩の冷え込みが増すにつれ、「脚が上がりにくい」「股関節が動きにくい」と感じる人が増えてきます。その理由は、寒さで筋肉がこわばることで、股関節の動きが制限され、巡りが滞りやすくなるから。冷えやむくみの原因にもつながる股関節まわりガチガチ。気持ちよくほぐしていきましょう。
寒くなると股関節が動きにくくなるのはなぜ?
気温が下がると、体は熱を逃がさないようにと血管を収縮させます。その結果、筋肉が硬く、関節がスムーズに動きにくくなり、可動域が狭くなります。
特に、この症状は、お尻や太もも、ふくらはぎなど、下半身の筋肉の冷えを感じる女性に多く見受けられます。また、寒くなり運動量が減ることも、股関節が動きにくくなる原因となります。
股関節が動きにくくなると起こること
股関節まわりの筋肉が硬くなり、股関節の動きが悪くなると、日常にさまざまな不都合が生じます。
・歩幅が狭くなる
・脚が上がりにくくなり、ケガをしやすくなる
・骨盤のゆがみの原因になる
・背中が丸まりやすくなり、腰や膝に負担がかかる
・血液やリンパの流れが滞り、冷えやむくみ、下半身太りにつながる。
ガチガチ股関節を柔らからくするストレッチ
股関節の動きをスムーズにすることで、姿勢が整い、怪我や下半身の冷えを防ぐことができます。毎日、1ポーズだけでもいいので、硬くなった股関節まわりの筋肉をほぐしましょう。手軽にできるストレッチをご紹介します。
①両脚を腰幅より少し広めに開き、膝を伸ばして床に座ります。
②両手を太ももにあて、太ももを大きく左右に揺らします。股関節が動いている感じがすればオッケー。股関節の動きがスムーズになるまで揺らし続けましょう。
③両ひざを後ろに折り曲げ、かかとをお尻の横に置きます。
④両ひざを開き、上半身を前に倒し、おでこを床につけます。腰から背中が丸まると股関節まわりの筋肉がほぐれないので、背中をまっすぐ伸ばした状態で倒してください。
【ポイント】
④の姿勢がきつい人は、ひざを閉じて自分ができるポジションを探しましょう。おでこが床につかない場合は、おでこの下にヨガブロックなどを置いて、高さを出しても構いません。無理のない範囲で行い、呼吸をしながら30秒ほどキープします。
動画で確認したい方はこちら
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く






