あのイヤな「股関節がギシギシする感覚」を取り払う!股関節の【サビ】を落とす脚回しストレッチ

あのイヤな「股関節がギシギシする感覚」を取り払う!股関節の【サビ】を落とす脚回しストレッチ
photo by Risa Nishiura
西浦りさ
西浦りさ
2025-11-10

歩くたびに違和感を感じる、脚が重く感じる…。それは年齢のせいだけではなく、股関節にたまった「サビ」が原因かもしれません。股関節をしなやかに動かすことが、軽やかな体への第一歩です。できることからコツコツと続けていきましょう。

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動かさない時間が、サビ」を生む?

股関節は、体の中でも特に大きく、自由度の高い関節です。ところが、座りっぱなしの生活や運動不足が続くと、関節まわりの筋肉や筋膜が硬くなり、まるで金属のサビのように動きが鈍くなってしまいます。これが歩幅が狭くなる・脚が上がりにくい・ハマっていない感じがするなどの違和感や痛みの原因になるのです。

股関節
イラストAC

今日からできる「サビ落とし」習慣

1日数分立ち上がって脚を回す、股関節を伸ばす。そんな小さな積み重ねで十分です。股関節を動かすたびに、体のサビが少しずつ落ち、軽やかな動きと姿勢がよみがえります。

ストレッチと筋トレで「サビ落とし」

股関節を健康に保つには、伸ばすこと(ストレッチ)と支えること(トレーニング)の両方が大切です。ストレッチで可動域を広げることで血流が促され、関節まわりの柔軟性が回復。さらに中殿筋や腸腰筋を鍛えることで、関節が安定し、滑らかな動きが戻ります。どちらか一方ではなく、バランスの取れたアプローチが「サビにくい体」をつくります。

サビ落としトレーニング

①四つ這いになり、腰を高く上げるダウンドックの形になる。その時膝は曲がっていてもOK。

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②片膝を曲げて天井方向に高く上げる。そのまま膝を大きく回す。

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【Point】

・おへそを横に向け、床についている脚の内もももストレッチすると効果的
・膝が体の近くにきた際は、できるだけ体に引き寄せる

③外回し、内回しをそれぞれ5周ずつ行う。

④慣れてきたら、おへそを横に向けずに真下に向けたまま回す。

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【Point】

・おへそを下に向けることで、床についている方の脚のハムストリングスがメインでストレッチされる

⑤1回目と同様に出来るだけ大きく回す。外回し、内回しをそれぞれ5周ずつ行う。

動画で楽しくチャレンジ

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