マルチタスク禁止!"できる女"に今必要なことって?
女性は家事をしながらテレビを見たり、授乳しながら女子トークを楽しんだり。何かをしながら別のことをする「マルチタスク」が男性より得意だと言われています。だからこそ、気づかぬうちにいろいろなことを並行して行い、頑張りすぎになりがち。そんな時は「何もしない」時間や「ひとつのことしかしない」時間をあえて持つ練習をしてみましょう。
マルチタスクってどういう状態?
女性だからこその得意技、「マルチタスク」。マルチタスクとは、コンピューターが複数のタスクを切り替えて行えるシステムのこと。パソコン作業をしたことがある方であれば、エクセルファイルを開きながらインターネットで調べものをしたり、メールを書いたりと、複数のソフトを画面上に開いて作業することはよくあるのではないでしょうか。ただ、いろいろなソフトが同時に画面に表示されていると、画面がぐちゃぐちゃしてファイルを探す時間がかかったり、エクセルの裏側にメール画面が隠れてしまって見えなくなってしまったり。並行して行えているようで、結果的に1つ1つの作業に時間がかかってしまっていたという経験があるのではないでしょうか。パソコンの画面を頭の中と同じ状況だと想像してみると、頭の中がごちゃごちゃしてしまっている状態が想像しやすいのではないでしょうか。
効率だけじゃない。健康のためにも
無意識にできてしまうからこそ、ついついやってしまうマルチタスク。実は仕事の効率が悪いという説もあり、近年はあえてシングルタスク、つまり1つのことに集中する時間を持つことが大切と言われています。パソコンでの作業も、同時にいくつものソフトを使おうとすると動きが遅くなったりフリーズしてしまって動かなくなる、ということがありますよね。それと同じく私達の体や心も、あまりに多くの事を並行して行おうとすることに、想像以上の負荷がかかっていて、時には心身の不調につながってしまうこともあるのです。
「無意識にマルチタスクにしてしまうこと」を辞めよう
とはいえ、私達の日常生活には、すでに習慣化されたマルチタスクがたくさんあります。例えば、テレビを観ながら食事を食べたり。料理をしながら友達と電話で話をしたり。気づかぬうちに行っているマルチタスクが溢れているのです。だからこそ、意識的にシングルタスクに切り替えていく、という意識と練習が必要なのです。
・食事をするときは携帯もテレビも見ない。
・携帯で音楽を聴きている時は、ニュースのザッピングはしない。
・歩きながらのスマホはやめる。
などなど。
仕事でどうしてもマルチタスクが必要になることが多い場合は、仕事の行き帰りやプライベートの時間は、心と体を休めるためにマルチタスクを辞めるルールを作ってみましょう。
意識的なトレーニングにヨガを取り入れて
どうしても日常の中でやり方を変えるのが難しいという場合は、週に1時間でいいのでシングルタスクに没頭する時間を持ってみましょう。頭と心のクリーニングに最適なのが、ヨガ。呼吸という1つのことに意識的に集中する時間を持てる、究極のシングルタスクです。パソコンでいうと、いらないファイルを捨てたり、ゴミ箱の中を空にしてクリーニングするようなこととイメージしてみてください。クリーニングすることでパソコンの動きが良くなるように、心身も軽くなった感覚が得られるでしょう。
得意だからこそあえてしない
女性は、マルチタスクが得意だからこそ、意識的にシングルタスクに切り替えないと、すぐに何かと何かを並行して行おうとしてしまいます。(その方が効率も良くていいと思ってしまいますしね)でも、パソコンと同じくマルチタスクしすぎるのはNG。効率のためにも健康のためにも、シングルタスクで丁寧に時間を過ごしてみて。
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