お腹痩せのカギは内腿にあり!たった5センチ脚を浮かせるだけお腹が凹む内転筋エクササイズ
「お腹まわりが気になる」「下腹がぽっこりしてきた」そんな変化を感じている人は、太腿の内側=内転筋が弱っているかもしれません。今回は、寝たままたった5センチ脚を浮かせるだけ!内転筋を鍛えてお腹を凹ませるエササイズのご紹介です。
内転筋が衰えるとどうなる?
内転筋は、股関節の付け根あたりから、太腿の内側、膝の内側につながる筋肉。脚を閉じたり、内側に寄せたりするときに使われ、骨盤を安定させる重要な役割も担っています。
ところが、日常生活ではあまり使われないため、加齢や運動不足で衰えやすい筋肉でもあります。衰えることによる主なデメリットは以下の3つです。
● 歩行時の安定性が失われ、転倒のリスクが高まる
● 骨盤が傾き、腰痛や姿勢の乱れにつながる
● 骨盤が後傾し、下腹やウエストまわりに脂肪がつきやすくなる
また、内転筋はお腹のインナーマッスルとも連動しています。この筋肉がちゃんと使われないと、体幹全体が働かなくなります。その結果、体型の崩れや、代謝の低下にもつながります。「太ももの内側がたるんできた」と感じる頃には、すでにお腹のインナーマッスルも弱っている状態かもしれません。
お腹痩せには内腿+お腹のインナーマッスルを鍛えよう!
内転筋を鍛えることで、腹横筋や骨盤底筋といった体幹の深層部も自然と働きやすくなります。これらの筋肉は、天然のコルセットのようにお腹まわりを内側から支えています。つまり、お腹を凹ませたいなら、まず内腿を使うことが近道!お腹のインナーマッスルも同時に鍛えられるため、気になるお腹まわりが自然に引き締まっていくのです。
寝たまま5センチ脚を浮かせるだけ!内転筋を鍛えるお腹痩せエクササイズ
<やり方>
1)肩の下に右肘をついて脚をまっすぐに伸ばし、右側を下にして横になる
2)左足を前に出し、脛が床と垂直になるようにして骨盤を正面に向け、左手を膝に置いて姿勢を整える。右脇腹が落ちないように軽く引き上げておく
3)息を吐き、右内腿を意識しながら脚を5~10センチほど浮かせ、息を吸いながら下ろす。脚の上げ下ろしを10回ほど繰り返す
4)脚を入れ替え、反対側も同様に行う
内腿とお腹、同時にアプローチできるエクササイズです。肩に体重を乗せず、下になる脇腹を引き上げながら骨盤を安定させましょう。
下になる側の脚は、膝をしっかり伸ばし、つま先まで意識を向けること。ほんの少し脚を浮かせるだけでOK!内腿を意識して使うことで、お腹の深層部が目覚め、お腹まわりのスッキリ感を実感できますよ。
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