老け乳の原因は胸じゃない!背中から変える若返りバストアップストレッチ
鏡を見るたびに「バストの位置が下がった…」と感じる…。でも実はその原因、胸そのものではなく、背中にあるかもしれません。姿勢の崩れや背中のこわばりはバストを支える力を弱めてしまう大きな要因です。今回は、胸そのもののケアだけでなく、背中から若返らせるバストケアを3ステップでご紹介します。
背中が硬いと胸は下がる
胸を支える土台筋は背中にあります。「胸を上げたい」「ハリを取り戻したい」と思ったとき、多くの人は胸そのものをマッサージしたり、筋トレで鍛えようとします。
でも実は、バストの土台を支えているのは「背中側の筋肉」です。
猫背や巻き肩で背中がこわばると、肩甲骨が外に広がり、胸を引き上げるはずの筋肉がうまく働かなくなります。すると自然と胸の位置が下がり、ハリを失ったように見えてしまうのです。特に、パソコンやスマートフォンを長時間使う現代女性は、肩甲骨まわりが固まりやすく、呼吸も浅くなりがち。この背中の硬さが、実はバスト下垂の隠れ原因です。
背中をゆるめ、肩甲骨を動かすだけで、胸まわりの血流がよくなり、デコルテが自然に持ち上がっていきます。つまり、美しいバストラインをつくる第一歩は、胸を鍛えるのではなく、背中を解放することなのです。
鍛えるよりゆるめる!美バストになる胸&背中3ステップストレッチ
STEP1.胸ひらきストレッチ(子牛のポーズアレンジ)
背中と胸を同時にゆるめて、姿勢もバストも若返るポーズ。デスクワークで丸まった背中のリセットに最適!
<やり方>
1)四つん這いになり、両ひじを床につけます
2)手のひらを頭の後ろで軽く組み、胸を床に近づけるようにします
3)お尻は高く持ち上げ、背中〜胸のあたりを気持ちよく伸ばしましょう
4)深い呼吸を続けながら、20〜30秒キープ
5)ゆっくり元の姿勢に戻します
胸を下げるのではなく、「前に押し出す」イメージで行なうのがポイント。腰を反らせすぎず、呼吸で背中を広げる意識を持つとさらに良いです。肩甲骨がぐっと寄り、胸が自然に開いていきます。
STEP2.背中まるめストレッチ(キャットポーズ)
「背中から若返る」ための第2テップ。丸まった背中をゆるめて、胸を支える土台をリセットします。
<やり方>
1)四つん這いの姿勢からスタートします
2)息を吐きながら、背中を大きく丸めていきます
3)おへそを覗き込み、肩甲骨の間をぐっと広げるイメージで
4)手で床を押し、背中全体を気持ちよく伸ばしましょう
5)呼吸を深く続けながら、15〜20秒キープします。
腰ではなく、背中全体を押し上げる意識で行ないましょう。胸を引き上げようとせず、力を抜いて背中を広げる感覚を味わうのがポイント。スマホ姿勢や猫背改善にも効果的です。
STEP3.ねじり胸ひらきストレッチ(ゲートポーズアレンジ)
胸を大きく開いて、背中とデコルテを同時にリフトアップ。しぼみ胸を解放する、若返りストレッチです。
<やり方>
1)片ひざを床につき、もう一方のひざを横に曲げて持ち上げます
2)下の手を肩の真下に置き、安定した状態をつくります
3)上の手で、曲げた足の甲をつかみます
4)息を吸いながら胸を大きく開き、目線を天井へ
5)呼吸を深めながら、15〜20秒キープします
反らせるよりも胸をひらく意識で行ないましょう。肩をすくめず、首筋を長く保つとデコルテが美しく整います。背中・胸・太ももの前側が同時に伸びて、バストアップにも効果的。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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