最近、実年齢よりも上に見られてない? 老け見えさせる「お尻のたるみ」はストレッチで対策しよう

最近、実年齢よりも上に見られてない? 老け見えさせる「お尻のたるみ」はストレッチで対策しよう
Saori Takagi
高木沙織
高木沙織
2025-10-17

お尻の形は、加齢によって変化すると言われています…が、それだけではありません。私たちが無意識のうちに取りがちな「猫背」の姿勢も、お尻のたるみと大きく関係しているんです! 猫背→骨盤後傾→お尻が下に引っ張られる――からです。そのため、若い世代の人も、大人世代の人も、お尻のたるみによって実年齢よりも上に見られてしまうことがあるかもしれないんですね…。そこで今回は、お尻のたるみにストップをかけるストレッチのやり方をご紹介! ぜひ、参考にしてみてください。

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猫背だと「お尻がたるむ」…どうして?

運動用のレギンスやピタッとフィットしたボトムスを履いた時――。「私のお尻の位置って、こんなに低かったんだ…」と、ショックを受けたことはありませんか?

もしかしたらそのお尻のたるみ猫背の姿勢と関係しているかもしれません。

なぜなら、腰が丸まり、ひざが曲がった猫背の姿勢をしている時というのは、骨盤も一緒にうしろに倒れるからです。その結果、お尻が下に引っ張られ続けて、重力に逆らえなくなってしまうことが――。これが、お尻が垂れる・たるむ原因のひとつです。

また、猫背の姿勢になってしまうのは、座っている時が多いですよね。長時間座りっぱなしのデスクワークなどでは、お尻の筋肉が使われず、衰えがち。このようにして、お尻は日々二重のたるみリスクにさらされています。

お尻の形は加齢にともなって変わると言われていますが、姿勢のクセによって老け見えさせてしまうこともあるんです。

私は大丈夫…と思っている人も! 「骨盤後傾セルフチェック」

実は、猫背が進行して骨盤が後傾していても自分では気づきにくく、「私は大丈夫!」と思っている人こそ要注意なんです。

次は、猫背からくる「骨盤後傾セルフチェック」をしていきます。

  • 小股で歩きがち
  • 腰やお尻に痛み・こりを感じる
  • 股関節が硬く、大きく回せない
  • 片足で立ちあがるのが難しい
  • 長時間歩くと、かかとから疲れる

当てはまる項目があった人も、大丈夫。

お尻の筋肉が硬いと骨盤をうしろに引っ張り続けてしまうので、まずはストレッチでほぐしましょう! 特に、「姿勢を正そうとしても、気づいたら猫背に戻ってしまう」――そんな人は、骨盤を立て直しやすくする土台を作ることがたるみ尻対策の第一歩です。

お尻のたるみにストップ! 仰向けで寝ながら簡単にできるストレッチ

<やり方>

お尻ストレッチ①
Photo by Saori Takagi

1)仰向けになり、右ひざを立てる。右足を床から持ち上げて、両手で抱える

お尻ストレッチ②
Photo by Saori Takagi

2)腕の重さを使って、右足を胸に優しく引き寄せる。ひざを真っすぐ引き寄せて、お尻・右側の心地良い伸びを感じながら呼吸を繰り返す<回数:5呼吸>

お尻ストレッチ④
Photo by Saori Takagi

3)右足を左に倒して、お尻・右側の外側をストレッチ<回数:5呼吸> 

お尻ストレッチ③
Photo by Saori Takagi

4)右足を右に倒して、お尻・右側の内側をストレッチ<回数:5呼吸>

反対側もおこなう

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お尻ストレッチ①
お尻ストレッチ②
お尻ストレッチ④
お尻ストレッチ③