背骨の硬さが不調・老け見えの原因?丸めて反らせて揺れるだけ!簡単キャットカウストレッチ
「背中がガチガチに硬い」「姿勢が悪く老けて見られる…」そんな経験はありませんか? 実は背骨のしなやかさは、肩こりや腰痛といった不調の改善だけでなく、女性らしい体型の維持にも直結しています。なぜなら、背骨が硬くなると呼吸が浅くなり、代謝や巡りが滞ることで疲れやすさや体型の崩れを招いてしまうのです。今回は、ヨガの定番、キャットカウポーズをアレンジ。背骨を全方向にゆるめる簡単ストレッチをご紹介します。
背骨の硬さが招く不調とは?
背骨は24個の椎骨が積み重なり、本来はしなやかに動く構造をしています。
しかし、長時間のデスクワークやスマホ使用で、背中が硬くなってしなやかさ失うと、さまざまな不調を引き起こします。
・胸椎や頸椎が動かないことで周囲の筋肉に負担が集中し、肩こり・首こりを引き起こす
・腰椎が硬くなると骨盤がスムーズに動かず、腰まわりが張りやすくなり腰痛の原因になる
・背骨の動きが小さくなることで、肋骨が広がらず、呼吸が浅くなる
こうした不調は、日常のパフォーマンスはもちろんのこと、気分にまで影響を及ぼします。
背骨の柔軟性と体型の関係
背骨の硬さは、見た目の印象にも直結します。
・猫背になると胸が落ち、お腹が前に突き出てぽっこりお腹になる
・反り腰になると腰が前に傾き、お腹が緩んでお尻も垂れやすくなる
・背骨がしなやかに動かなくなると、体側や脇腹の筋肉も使われず、ウエストラインのくびれがなくなる
つまり、背骨の柔軟性を取り戻すことは「不調の改善」と「体型の若返り」を同時に叶える近道なのです。
丸めて反らせて揺れるだけ!体整う背骨の全方向ストレッチ
今回紹介するのは、ヨガのキャットカウポーズをベースにした、背骨の全方向ストレッチ。四つ這いの安定した姿勢で行うため、初心者や体力に自信がない方でも安心して取り組めます。
〈やり方〉
1) 手足の幅を整えて 四つ這いになる。
2) 息を吐きながら背骨を丸めてキャットポーズになる。背中を丸めたまま背骨の隙間を開き、左右に小さく揺れる。
3) 息を吸いながら背骨を反らせてカウポーズになる。胸を開き、肩越しに後ろを振り返るようにして、左右に小さく揺れる。
背骨を縦方向だけでなく、横方向にも解放するイメージで行うこと。深い呼吸とともに、背骨全体をしならせるように柔らかく動かすのがポイントです。朝の目覚めや夜のリセットタイムに取り入れて、不調のない軽やかな体と若々しいボディラインを取り戻しましょう。
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