Sayaの星占い(やぎ座)/2025年後半の運勢【孤独感もあるなか、年末には火星がやぎ座に。】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
やぎ座/2025年後半の運勢
孤独感もあるなか、年末には火星がやぎ座に。年明けには再出発の感覚
守護星の現実化とルールの星・土星は、「逆行」しながら、やぎ座さんにとっての「環境や伝達」の部屋に戻ってきました。2023年3月〜2025年5月にも感じていた孤独感が戻ってきそうです。正直な気持ちを打ち明けたり、慰めてもらったりできる相手がいないのかもしれません。あるいは、感じている言葉の正確性を大切にするあまり、なかなか気持ちが言葉にならないのかもしれません。拡大と保護の星・木星は、「人間関係」の部屋を進んでいるので、助けてくれる存在もいるはずですが、その人が近くにいるとも限らず、離れているために、相手の実体がないような浮遊感や寂しさもあるときだと思います。
10月22日には境界を溶かす星・海王星も、この部屋に戻ってきます。抑えようとしても抑えきれない悲しみだとか、言い知れない感情も。そんななか、11月8日には自立や変革の星・天王星が「恋愛や創造、子ども」の部屋に戻ってきます。あなたとしては大切な人とべったり一緒にいたい、境界のない特別な存在だと感じたいと思っても、そうはできない。自立的な関係を求められるというレッスンがあるかもしれません。
俄然、忙しくなるのは、年末も近づいてから。12月15日に行動や戦いの星・火星が、22日の冬至には太陽が、25日には愛と美の星・金星がやぎ座に入るためです。やるべきことがたくさん降ってくるかもしれません。さらに、年明け1月2日には思考や伝達の星・水星も、やぎ座に入ります。金星は17日にやぎ座を去りますが、19日にはやぎ座で新月があります。火星、太陽、水星の応援を受けて、再出発をするタイミングだと言えそうです。その後、20日には太陽、21日には水星、23日には火星が頭上を去るので、やるべきことはそれまでに集中しそう。自分がやっていること、起こっている事態について、考えがようやく追いついてくるようなときです。
1月27日には海王星が、2月14日には土星が「居場所」の部屋に。2025年の春夏のムードが戻ってくるなかで、ワンオペで家庭や職場をまわしていくような責任がまたやってくるかも。すべてひとりで決められることは、やぎ座さんにとっては快適でもあるはずですが、責任の重さもまた味わうことになるかも。4月26日には天王星が「ルーティンワークや日常生活」の部屋に再び入るので、この頃には生活パターンがガラリと変わるようなこともあるかもしれません。転職や異動も視野に入るのが来春です。
占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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