Sayaの星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/2025年後半の運勢

Sayaの星占い【マインドフルネス占星術】12星座共通/2025年後半の運勢
maegamimami
Saya
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2025-09-21

なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。

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2025年後半(2025年9月〜2026年2月)/全体の星まわり

2025年は、エネルギーがダイナミックに変わる年

2025年は、土星以遠の天体の星座の移動が目立ち、エネルギーがダイナミックに変わる年でした。3月30日に境界を溶かす星・海王星、5月25日に現実化とルールの星・土星がおひつじ座へ。6月10日に拡大と保護の星・木星がかに座へ。7月7日に自立や変革の星・天王星がふたご座に入っています。

ここで、解説をしておくと、木星はひとつの星座に約1年、土星は約2年半、滞在します。つまり、木星は年に一度、土星は3年に一度は星座を動くので、恒例行事と思えるのですが、海王星や天王星はもっとサイクルが長いのですね。海王星は、2011年から2012年にかけて、うお座に入り、以来、うお座に滞在していましたし、天王星は、2018年から2019年にかけて、おうし座に入り、以来、おうし座に滞在していました。こうした長い周期で動く天体が星座を動くと、とてもわかりやすく時代のエネルギーも変わっていきます。

また、土星には現実化の働きもあるので、2011年以来、長く海王星が滞在したうお座に2023年3月、土星が入ったことで、うお座的な性質がルールのように広まる反面、それらが飽きられてくる面も、2023年から2025年にかけてはありました。

土星以遠の天体が以前の星座に戻り、疲れが出る秋

2025年の秋は、春におひつじ座に入った海王星や土星、夏にふたご座に入った天王星がひとつ前の星座に戻るのですが、土星は9月1日に、海王星は10月22日にうお座へ、天王星は11月8日におうし座へ。土星は7月13日、海王星は7月18日から、天王星は9月6日から「逆行」を始めています。つまり、春から初夏にかけて、前向きに「新しい自分になる」「がんばる」「新しい世界が見たい」「こんなことがやりたい」等、思っていたとしても、惑星の「逆行」により、後退の感覚が出る。「うまくいっている」と思っていたものに綻びが出るように感じることもあるし、疲れも出やすくなるし、体調も崩しやすくなる……そんな時期だと思います。

何でも、今は働く人の4割が生活習慣病を含め、何らかの持病をもち、通院しているのだとか。現在、冥王星はみずがめ座にありますが、一時期を除き、やぎ座に冥王星が滞在した2008年〜2024年の間に、わたしたちの誰もががんばりすぎ、もともと心や身体がどこか奥のほうで疲れているのかもしれません。大人は簡単に休めるものでもないのですが、無理をしないことが大切です。

外的なエネルギーが大きく変わる、しかも頻繁に変わるということは、わたしたちも、頻繁に対応を変えなくてはいけないということ。こういう時期は、無理にスパートをかけると転びやすい。ワクワクするようなことが起こらなくても、現状維持できていれば十分と、自分を褒めてあげる。そんなおおらかな視線を自分に対してもつことが必要です。またこうした後退の時期は、自分を労るとか心を見つめるとかには最適。新しいものを追い求めるより、今手のなかにあるものを育みたいですね。

古い悲しみと向き合い、新しい自分になる準備をする半年に

年明けになると、冥王星の滞在するみずがめ座に惑星が集中して入るなど、新しい時代を求める機運が高まります。そんななか、1月27日には海王星が、2月14日には土星がおひつじ座にもう一度、進みます。この頃になると、疲れているとも言えず、否応なしに前に進むことが求められる場合もありそう。さらに、4月26日には天王星がふたご座にもう一度、進みます。変革はもはや待ったなし。古い時代への郷愁は、手放さないといけないかもしれません。この秋冬は、自分のなかの古い悲しみと向き合い、新しい自分へと生まれ変わる準備をすること。それによって、来年の展開が大きく変わってくるでしょう。

マインドフルネス占星術
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占い・文/Saya

Saya
わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス(説話社)

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。

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イラスト/maegamimami

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イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。

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