Sayaの星占い（しし座）／2025年後半の運勢【不信感を乗り越え、新しい人間関係にジャンプ。】

しし座／2025年後半の運勢

不信感を乗り越え、新しい人間関係にジャンプ。春になるほど前向きに

6月28日にしし座に入った思考や伝達の星・水星は、7月18日に「逆行」を始め、8月11日に「順行」し、9月2日にしし座を去りました。しし座さんの特性である楽観性が強く出たのが今年の夏だったと思います。大変な現実が目の前にあっても、「そんなはずはない」とつい考えてしまい、厳しい選択を取れなかったこともあるのではないでしょうか。一種の油断のようなものがあって、その結果、思わぬ結果を招いたこともあったかもしれません。守護星の太陽がしし座に入った7月22日から8月23日の間は、現実に向き合う感覚が。ようやくホッとできるようになってきたのは、8月26日に愛と美の星・金星がしし座に入ってからかもしれません。9月19日まで、この流れは続きます。

その一方で、9月1日には現実化とルールの星・土星がしし座さんにとっての「潜在意識」の部屋に戻ってきました。10月22日には境界を溶かす星・海王星もここに戻ってきます。海王星が3月30日に、土星が5月25日に「ステップアップ」の部屋に入ってからはポジティブに未来をとらえていたとしても、不信感や不安感が戻ってきているかも。土星の「潜在意識」の部屋への滞在は、2023年3月から2025年の5月までもあったことなので、その頃感じていた思いが浮上するなかで、不安の源を認め、手放していきたいときです。たとえば、自分には与えるものがないといった不足感が原因かもしれません。

また7月7日に「仲間や未来」の部屋に入った自立や変革の星・天王星も、あなたの人間関係を書き換えています。信じていたものが変わるような感覚もあるなか、11月8日には天王星が「キャリアやライフワーク」の部屋に戻ります。あなたの興味は人間関係から、キャリアへと移っていきます。今の仕事も業界も、俯瞰的に見るようになり、組織でも一目置かれる立場になることもありそうです。

でも、2026年になると、1月27日に海王星が、2月14日に土星が「ステップアップ」の部屋に入るので、また前向きに。この間、2月2日にはしし座で満月があります。この頃になると、ハードワークにも慣れ、自己肯定感が高まりそう。「自分はこんなことをやりたい」というビジョンも見えそうですが、天王星は4月26日まで、「キャリアやライフワーク」の部屋にあるので、経営者のような視点はついてまわるかも。その独特な視点を活かして、周囲にアドバイスするようなポジションに就けると、力が発揮できそう。

占い・文／Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』（説話社）他。

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イラスト／maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。