Sayaの星占い（さそり座）／2025年後半の運勢【忙しさの年末を経て、新しいステージへ】

さそり座／2025年後半の運勢

主役となる秋。目のまわる忙しさの年末を経て、新しいステージへ

9月1日に現実化とルールの星・土星が戻るのは、さそり座さんにとっては、「恋愛や創造、子ども」の部屋。春夏の忙しい間、取りこぼしていたものを拾うように、自分のなかのさまざまな感情に向き合い、創作をしたり、活動をしたりという時期に入っています。

そんななか、22日には行動や戦いの星・火星がさそり座にやってきます。火星とさそり座さんとの親和性はいいのですが、土星の位置からも、こだわっている対象への執着が強まっていきそうです。さらに、10月7日には思考や伝達の星・水星もさそり座へ。水星と火星がさそり座にあることから、対象にとことん同化し、迫っていくところがありそう。なかには芸術的な活動などに没入し、我を忘れるような経験をする人もいるかも。23日に太陽もさそり座に入ると、一体感は強まっていくはず。前日の22日に境界を溶かす星・海王星が土星に続いて、「恋愛や創造、子ども」の部屋に戻ることも、あなたの情熱をかき立ててしまいそう。

その没入ぶりが少しやわらぐのは、水星がさそり座を去る10月29日のこと。11月4日に火星もさそり座を去ると、忙しくはなるものの、思いの部分ではトーンダウンしそうです。そのうえで、7日には愛と美の星・金星がさそり座に到来。愛されたいという気持ちが高まるでしょう。8日には自立や変革の星・天王星が「人間関係」の部屋に戻ってくることもあり、離れている相手に対するほど、思いが募っていくかも。こう見ていくと、2025年の秋は、さそり座さんが主役になる場面が多そうですね。11月19日には「逆行」した思考や伝達の星・水星もさそり座に戻ってくるので、いったん解決したはずのことともまた向き合うことに。20日にはさそり座で新月も起こるので、何か短期的な目標が見えて、そこに向かっていくこともあるでしょう。

太陽は11月22日に、金星は12月1日に、水星は12日にさそり座を去ります。年末は目のまわるような忙しさに突入するでしょう。1月27日に海王星が、2月14日に土星が「ルーティンワークや日常生活」の部屋に入ると、気持ちが切り替わるはず。この十数年の思いを結晶化させ、次のステージへと進んでいけるでしょう。天王星が「潜在意識」の部屋に入り直す4月26日になると、2025年の夏から秋口のように、過去をリセットできるという自信もついてきます。より自由で、先進的なアイデアも降ってきて、何か新しい自分に生まれ変わる感覚がありそうです。

占い・文／Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』（説話社）他。

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イラスト／maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。