Sayaの星占い(いて座)/2025年後半の運勢【11月に入ると、火星の影響でアクティブに】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
いて座/2025年後半の運勢
家族にまつわるテーマが到来。11月に入ると、火星の影響でアクティブに
守護星の拡大と保護の星・木星が「潜在意識」の部屋を進むなか、この夏はいつになく、過去を振り返るなどして、たとえば、突如、終活を始めて、墓じまいや改葬に思いが至るなどもあったかもしれません。そんななか、9月1日に現実化とルールの星・土星が入るのは、いて座さんにとっての「居場所」の部屋。2023年3月〜2025年5月にも土星はここに滞在したので、居場所における課題が戻ってきやすいでしょう。
家族との間で解決しなくてはいけない問題があったり、腰を落ち着ける先を考えないといけなかったり。旅と自由を愛するいて座さんにとってはハードルが高い場合もありそうですが、すばやい、けれど確かな決断により、解決を目指していきたいとき。また、10月22日には境界を溶かす星・海王星も、この部屋に戻ってきます。解決を目指して動くものの、また問題が出てくるというように、事態はひどく流動的です。
そんななか、10月29日には思考や伝達の星・水星がいて座に入ります。アイデアも話題もあちこち飛びやすく、パワーはありつつも、注意散漫になりがちかも。さらに、11月4日には行動や戦いの星・火星がいて座に入るので、アクティブかつ好戦的にもなりやすい時期に突入。火星も滞在するなかで、8日には自立や変革の星・天王星が「ルーティンワークや日常生活」の部屋に。仕事や日々の生活パターンでも変革がもたらされやすいなか、10日には水星がいて座で「逆行」を始めるので、19日にひとつ前の部屋に戻るまで、大混乱しそうにも思えます。22日に太陽がいて座に入ってからは、心のなかにこだわりを抱えながらも、未来を向いていくイメージです。自己肯定感も湧き出し、罪悪感からは解放されそうです。
11月30日に水星が「順行」してからは、日々はノンストップ。12月1日に愛と美の星・金星が、12日に再び水星がいて座に入るので、この頃は、「来年は何をしよう」「こんなところに旅したい」というように、いて座さんらしさが全開に。12月20日のいて座の新月では10月末からの流れを踏まえて、悩んでいたことにも結論が出せるでしょう。
1月27日には海王星が、2月14日には土星が「恋愛や創造、子ども」の部屋に。2025年の春夏のムードが戻ってきて、ワクワクできそうです。追いかけるターゲットが新たに生まれ、狩をするようなムードにも。4月26日には天王星が「人間関係」の部屋に再び入るので、あなたを刺激してくれる、発想力の違う人物とも出会える予感。
占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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