Sayaの星占い（うお座）／2025年後半の運勢【自分を見つめた後、転職や移住も視野に入る半年】

うお座／2025年後半の運勢

土星、海王星が再来。自分を見つめたのち、転職や移住も視野に入る半年

9月1日に現実化とルールの星・土星が「逆行」しつつ、うお座に戻ってきました。2023年3月〜2025年5月にも土星はうお座に滞在していたので、そのときに味わった理想と現実のギャップが強く感じられるかも。とくに、8日のうお座の満月＆月食をきっかけに、抑えてきた思いがあふれてきたという人もいそうです。

さらに、10月22日には守護星の境界を溶かす星・海王星も、やはり「逆行」しながら、うお座に戻ってきます。海王星は、2011年から2012年にかけて、ずっとうお座に滞在していましたが、2025年3月にいったん、うお座を去りました。それが最後の復習かのように、土星の滞在するうお座に戻ってきます。現実的な土星と、理想、夢、不安なども見せてくれる海王星。この秋のうお座さんは、さまざまに心が揺れることもあるかもしれません。それも無視しないでいると、本当の気持ちも見えてくるでしょう。

11月8日にはまた自立や変革の星・天王星が「環境や伝達」の部屋に戻るので、身近なコミュニティにおいて、何か果たすべきリーダーシップがあるということもあるでしょう。またふたつのコミュニティに属しているような人は、自分がどちらでも異邦人のように感じることも。

こうした流れが変わってくるのは、11月28日に土星が、12月10日に海王星が「順行」してから。また2026年1月末になると、1月27日に海王星が、2月14日に土星がうお座を去り、「経済や豊かさ」の部屋に入ります。経済的には基盤づくりが急がれる時期。今までとは違う種類の仕事にも、食指が動くかもしれません。

2月はまた、2月7日に思考や伝達の星・水星が、10日には愛と美の星・金星が、19日には太陽がうお座に入ります。海王星に続き、土星もうお座を去るというプロセスはつまり、時代の影響や義務感、使命感といった大きな要素を取り去ってみること。個人的なレベルで自分が好きなことがよく見えてくるでしょう。行動や戦いの星・火星は、3月2日にうお座に入り、そんな自分の心に照らし合わせながら、動いていくことで、光が見えてくるはずです。ただ、うお座での新月が起こる3月19日まで、迷いは尽きないかも。

天王星が「居場所」の部屋にもう一度入るのは4月26日のことです。その頃になると、引越しや移住など思い切った決断も視野に。なじんだ場所であっても、離れるのは決して悪いことではないもの。自分の心が向かう方向に、少しずつでも歩いていきたいですね。

占い・文／Saya

東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』（説話社）他。

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イラスト／maegamimami

イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。