Sayaの星占い(おうし座)/2025年後半の運勢【おうし座天王星の「変革」が最終段階に。】
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。マインドフルに生きられるようになるのです。「今、ここ」を生きるためのマインドフルネスな占星術です。
おうし座/2025年後半の運勢
おうし座天王星の「変革」が最終段階に。来春までアクシデントも
おうし座さんにとっての2025年のもっとも大きな天体イベントは、7月7日に自立や変革の星・天王星が頭上を去ったことでした。天王星は、2018年以来、一時期を除いて、おうし座に滞在していたので、天王星らしい、よりグローバルで、垣根を取り払ったビジョンをもてるようになり、受け身で生きてきた過去の自分を手放したというおうし座さんも多いはず。待っているだけでは何も獲得できない、とわかったのかもしれません。
次に、天王星が入ったのは、「経済や豊かさ」の部屋。「こんなことをしたいのだ」という新しく見えてきたビジョンを仕事にも活かしていくような流れに夏から秋口はありました。独立や自立を考えている人も多いかもしれません。たとえば、今までの7年は、ヨガティーチャーになるのを目指してきたけれど、今後の7年は、実際に教えるとか、スタジオをひらくとかを目標にするという具合です。ただ天王星は、11月8日におうし座に戻ってきて、もう一度、これでいいかと言うように、確認をしていきます。その直前の5日にはおうし座で満月もあるので、何か決意が生まれるはずですが、突然のアクシデントが起こることも。予想外のこととも向き合わなくてはならない、最後のおうし座天王星滞在は、2026年4月26日まで続きます。
一方で、現実化とルールの星・土星は、9月1日に。境界を溶かす星・海王星は、10月22日に「仲間や未来」の部屋に戻ります。そのため、相談する人がいないような、孤独感があるかもしれません。でも、2026年の1月27日には海王星が、2月14日には土星が、ひとつ前の部屋に戻ってきます。「自分の気持ちに正直になりたい」という焦りがあるかもしれませんが、隠さないといけない秘密があると、それが人生の滞りになることも。
整理すると、この秋は、11月8日頃までは経済的なチャレンジがマストに感じられるのですが、その後は、自分自身のアイデンティティについて、問い直すような流れになりそう。それは、2026年4月26日に天王星が去るまで続き、また、この秋冬を通じ、非常に少数の人とだけ交流するイメージもあります。一方で、守護星の愛と美の星・金星の影響もあり、天王星がおうし座に戻ってくるまではつい、のんびりしてしまい、天王星がやってきて初めて焦る、ということもありそう。11月から2026年2月いっぱいくらいは、多忙ななかで過ぎていきそうです。ムラがある感じなので、淡々としたペース配分を大切に。
占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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Instagram @sayastrology
イラスト/maegamimami
イラストレーター。女性誌・広告・WEB・ブランドとのコラボレーションなどを中心に活動。その他、TVドラマのメインビジュアルや、読売新聞で連載された「黄金夜界」(作・橋本治)の挿絵なども手がける。近年は、ユナイテットアローズBEAUTY&YOUTHとのコラボレーションコレクション、POLA「ディエム クルール」、ATSUGI「アスティーグ」、ワコール「LASEE」のビジュアル、雑誌ケトルで連載がスタートしたサニーデイ・サービス曽我部恵一氏 執筆の初の長編小説「メメント・モリタ」の挿絵などを担当。
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