おすすめの生姜の冷凍保存とは?栄養を無駄にしない方法を管理栄養士が解説
薬味として重宝する生姜。買ったはいいけど使いきれずに余ってしまった…なんてことはありませんか?実は生姜も冷凍保存することができますが、保存方法によっては栄養を損ねてしまうことも…。ここでは、生姜の栄養を無駄にしない冷凍方法について解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
生姜を冷凍させて長持ちさせよう
生姜を冷蔵庫の野菜室で保存した場合の日持ちは、約1週間程度となります。全て使いきれればいいですが、なかなか一気に使いきれないことも…。そんな時は冷凍保存がおすすめです!冷凍することで1ヶ月ほど保存することができます。
カットして冷凍する
生姜は生のまま冷凍できるので、みじん切りや千切りといった使いやすい大きさにカットしてから冷凍することができます。解凍せずにそのまま使うことができるので、すぐに調理に使いたいときに便利です。以下の手順で冷凍するようにしましょう。
①生姜をよく洗い、汚れを落とす。
②みじん切りや千切りなど使いやすい大きさにカットする。
③水気をしっかりと拭き取る
④小分けにしてラップに包み、保存袋や保存容器に入れて冷凍する。
すりおろして冷凍する
カットだけでなく、すりおろした状態で冷凍することもできます。すりおろした生姜を冷凍するときは、ラップを広げた上に薄く板状に伸ばすか、棒状にして冷凍しておくと、使う時に使う分だけパキッと折って使うことができますよ。
栄養を無駄にしない!おすすめの冷凍方法
カットやすりおろした状態で冷凍すると調理の時に便利ですが、実は生姜の栄養を損なってしまっているかもしません。生姜は体を温める作用や抗菌効果などさまざまな効果が期待できる食材です。栄養を損なわないおすすめの冷凍方法を紹介するので、ぜひ試してみましょう!
皮の付近に栄養豊富
生姜には辛味成分であるジンゲロールが含まれています。ジンゲロールは血流を促進する作用があり、体を温めたり、免疫力をアップさせることができます。他にも抗菌作用、食欲増進作用などさまざまな効果が期待できます。
また、ジンゲロールは皮の近くに豊富に含まれているので、皮を剥かずに使うようにしましょう。
おすすめは皮付きのまま丸ごと冷凍!
生姜の皮を剥いて冷凍してしまうと、せっかくの栄養が減ってしまいます。また、生姜は切ってしまうと香りが飛んだり、酸化が進んでしまうことも。調理のときに香りを楽しむためにも、切らずに皮付きのまま丸ごと冷凍するのがおすすめです!
丸ごと冷凍すれば、みじん切りや千切りなどそのとき使いたい大きさに切れるのはもちろんのこと、すりおろすこともできます。すりおろす場合は、解凍しすぎると生姜が柔らかくなってしまいすり下ろしにくくなってしまうので、冷凍状態のまますり下ろすようにしましょう。
いつでも手軽に生姜を
常にストックしておくと便利な生姜。丸ごと冷凍しておけば、いつでも手軽に生姜を使うことができます。丸ごと冷凍して栄養も無駄なく、調理においしく活用していきましょう。
【参考文献】
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