【かぼちゃ】ワタがぬるぬるしていたら食べられない?傷んでいるサインと、かぼちゃの正しい保存方法

【かぼちゃ】ワタがぬるぬるしていたら食べられない?傷んでいるサインと、かぼちゃの正しい保存方法
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ほくほくとした甘みと、鮮やかな黄色で食卓を彩るかぼちゃ。買ってきてもすぐに使いきれずにワタがぬるぬるしたことはありませんか?今回は、かぼちゃのワタがぬるぬるになった時、食べられるかどうかの判断基準と、美味しさを長持ちさせるための適切な保存方法をご紹介します。美味しいかぼちゃの選び方もご紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

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かぼちゃの選び方

皮が固くてツヤがあるもの

皮は固く、緑色が濃いものを選びましょう

重みがあるもの

ずっしりと重たいものがでんぷんや水分が多く甘みがあります。同じような大きさのものと比べて重いものを選びましょう。

ヘタが枯れているもの

ヘタはコルクのようにひび割れていて枯れているものを選びましょう。ヘタの周りが少しへこんでいたらより完熟しているサインです。

かぼちゃ
写真AC

カットされているかぼちゃの場合は、さらに以下のことも確認すると良いです◎

・果肉が分厚く、皮との境目がはっきりしている

・果肉の色は濃いオレンジ色

・ワタがみずみずしく、種もふっくらしているもの

かぼちゃのワタがぬるぬるしたら食べられない?

かぼちゃを丸ごと買ってきて、ワタがぬるぬるしてしまった場合は、注意が必要です。食べられなくなっていることもあるので、その判断基準をご紹介します。

食べられる場合

・ワタや種だけがぬるぬるしていて、果肉は変わりがないもの

・果肉がしっかりしていて、変色や異臭がない

食べない方がいい場合

・ワタのぬるぬるが広がって、果肉も柔らかくなっているもの

・酸っぱいにおいや異臭がする

・カビが見える

食べられる場合でも、ワタや種はしっかりと除去し、果肉も傷んだ部分に近いところは厚めにカットするようにしましょう。

かぼちゃの保存方法

かぼちゃは丸ごと保存する場合と、カットしてから保存する場合とで保存方法が異なります。それぞれご紹介しますね。

丸ごとかぼちゃ

直射日光を避けて、風通しのいい冷暗所で保存すれば約1ヵ月から2ヶ月ほど持ちます。夏場など気温が高い場合は、かぼちゃを新聞紙などに包んで冷蔵庫の野菜室で保存がおすすめです。

かぼちゃ 吊るし
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カットしたかぼちゃ

カットしたかぼちゃは冷蔵か冷凍で保存しましょう。

冷蔵保存:ワタと種を除き、キッチンペーパーで水分をふき取ります。ラップでぴったりと包むか、保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。5日ほどで使い切るようにしましょう。

冷凍保存:冷蔵保存のときと同様、ワタと種を取り除き、水分を拭いてから使いやすい大きさにカットして小分けにしてラップで包みます。保存袋に入れて冷凍庫で保存すれば約1ヵ月保存可能です。

かぼちゃ 保存
写真AC

かぼちゃの美味しさを保つ秘訣は、ワタや種を取り除き、水分をしっかりふき取っておくことです。かぼちゃはレンジでチンしたり、スープに入れるだけで手軽に食べられるのであらかじめカットして保存することがおすすめです。

【参考】
かぼちゃの種類一覧/保存方法 南あわじ市

ライター/浅野いずみ
行政管理栄養士として保育園や老人ホーム等の施設衛生・栄養管理の指導に従事。その後フリーランスとして特定保健指導やダイエットプランナーとして個人の栄養や健康をサポートしている。食材の持つ力や組み合わせ、効果的な調理法についてのテーマを中心に、食べることが楽しくなるような執筆を心掛けている。

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