むくみ脚すっきりの秘訣は股関節!下半身の血流をアップする「やさしくアレンジした戦士のポーズ」
日常的にむくみを感じやすい方はセルフマッサージなど様々なケアに取り組まれていると思います。それでもむくみが改善されない場合は、股関節まわりをほぐしたり、下半身の筋肉を動かしたりすると身体の感覚に変化があるかもしれませんよ。今回は膝をついた状態で股関節&下半身にアプローチするポーズをご紹介します。
股関節が硬いとむくみやすくなる⁉
「一日の終わりに靴下の跡がくっきり残っている」「足がパンパンで重だるい」なんて経験はありませんか?自覚しているむくみを放置したまま寝ると翌朝も下半身の疲労感が抜けていないことも…。
むくみ対策としてマッサージをしたり湯船に浸かって血行を促進したりケアをしているけれどイマイチすっきりしない場合、原因は「股関節」にあるかもしれません。
股関節周辺には太ももやお尻などの大きな筋肉があり、歩く・立つ・座るといったほとんどの日常動作に関わる重要な部分です。股関節が硬くなり動きが悪くなると、下半身の血流が滞って水分や老廃物が溜まりやすくなり「むくみ」を引き起こす原因に。また、骨盤が歪みやすくなり姿勢不良を引き起こすことでさらに循環が悪くなる…といったさまざまな不調のループに陥ることも。
股関節を動かして柔軟性を保つことが大切!
下半身のむくみ対策のためにも「股関節を動かすこと」を習慣にしましょう。
適度な運動やストレッチで股関節の柔軟性を保つことで、血流やリンパの流れがスムーズになり、下半身のむくみ解消や疲れにくい身体づくりにも繋がります。
股関節まわりをほぐして血流アップ!膝をついておこなう戦士のポーズ
戦士のポーズは体幹と下半身を強化するのに効果的なポーズ。通常立ち姿勢で行うことが多いポーズですが、今回は股関節まわりをほぐしつつ、下半身の安定性を高めるために、膝をついておこなう戦士のポーズをご紹介します。
1.四つ這いの姿勢から右足を右手の外側に置く
右手首の隣に右足を置きます。踵の上に膝がくる位置に調整しましょう。左脚の膝は一歩下げて、左の鼠径部に伸びを感じる位置に調整します。
2.右肩で膝を押しながら左手を天井方向に上げる
右足裏で床を押しながらバランスを取り、安定してから左手を持ち上げます。このとき、右肩と右膝で押し合うようにしながら股関節まわりを刺激します。同時に左足の鼠径部から前ももにかけての伸びも深めましょう。
3.腹部の力で上体を起こし、前脚に踏み込む
上の手に引っ張られるようにお腹の力も使って上体を起こします。息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながら両手を左右に伸ばしながら前脚に踏み込みましょう(足の上で両手を広げるため、身体はやや斜めに開きます)。
注意点として、反り腰にならないように下腹部を引き込みつつ尾骨を下げることや上半身が前に行き過ぎないことを意識しましょう。
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