【体幹が安定していない人は疲れやすい!?】夏の疲れ・不調の原因を根本から取り除くプランクエクサ

暑さに負けないための「体幹トレーニング」

夏は気温や湿度の上昇で体力を奪われ、自律神経も乱れやすくなります。そんな時こそ鍵になるのが「体幹」。

体幹とは腹部・背中・骨盤まわりの筋肉群のことで、姿勢の維持、深い呼吸、内臓の位置や働きに影響を与えています。体幹が安定していると、呼吸が深くなり、自律神経も整いやすく、暑さによるだるさや疲労感からも解放されます。さらに、大きな筋肉を使う体幹トレーニングをすることで、基礎代謝が上がり、夏バテや冷えにも強い体をもたらします。

体幹不足が原因で起こる夏の不調リスク

体幹が弱いままだと、体にさまざまな不調をもたらす場合があります。

・夏の暑さに弱くなる
・姿勢が崩れる
・呼吸が浅くなる
・自律神経が乱れて疲れやすくなる
・内臓の働きが低下する
・消化不良、むくみ、冷えなどが起こりやすく、回復力もダウンする
・筋肉が落ちて代謝が下がる

このように体幹の筋力が弱くなると、単純な疲労も長引きやすく、「何をしてもだるい…」という悪循環におちいってしまいます。夏を健康に乗り切るには、表面よりも内側、つまり「体の芯」を鍛えることがとても重要なのです。

体幹トレーニングはメンタルケアにも効果的

体幹トレーニングには、メンタルへの好影響もあります。体幹が整うことで姿勢が安定し、呼吸が深まり、副交感神経が優位になります。これにより、不安やイライラ、不眠といったストレス症状の緩和に期待できます。

夏は気温・湿度・気圧の変化が激しく、知らないうちに心身ともに負担がかかりがち。だからこそ、軸を感じながら体を動かすことで「今ここ」に意識が戻り、心も落ち着くのです。ヨガと体幹トレーニングを組み合わせれば、夏のメンタルケアに多くの効果が期待できます。

疲れない体と心を作る「全方位プランク」

全方向からアプローチすることで、体幹が全体的に鍛えられ、効果的にトレーニングができます。

①うつ伏せになり両ひじから手のひらまでを床につけ、膝を上げ、プランクをする。

②片ひじを床についたまま体を真横に開きキープ。上になった手は腰に添える。

③仰向けになり両ひじを曲げ床につける。お腹を持ち上げて胸からかかとまで一直線になる。

④②の反対向きになり、横向きのプランクをする。

それぞれ１分間ずつキープしましょう。

【Point】

・それぞれのプランクがきつい場合は、膝を床につけても行ってもOKです。
・体ができるだけ一直線になるようにキープしましょう。
・ひじを床につくのがきつい場合は、手のひらを床につき腕を伸ばしたプランクでもOKです。

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