ふだんは使わないからこそ大切!「側屈」に欠かせない【脇腹】の筋肉ほぐし2選
日常生活では、あまり行うことのない動作である「側屈」。側屈とは、体を横に倒す動きで、腰痛改善のリハビリや、体の軸を安定させるための体幹トレーニングなどで取り入れられています。体を横に倒す動きは簡単そうに見えますが、実際にやってみると、倒しずらさを感じる方がいらっしゃるかもしれません。側屈が苦手な方は、脇腹の筋肉が硬くなっている可能性大です。こちらの記事では、硬くなった脇腹の筋肉をほぐすヨガポーズをご紹介します。
体をひねる・横に倒す際に欠かせない脇腹の筋肉
脇腹についている筋肉は、「腹斜筋(ふくしゃきん)」と呼ばれています。腹部の表層についている「外腹斜筋(がいふくしゃきん)」と腹部の深層についている「内腹斜筋(ないふくしゃきん)」の2種類の筋肉に分かれます。腹斜筋は、体をひねる・横に倒す・呼吸をサポートするなどで働く筋肉です。
脇腹が硬くなると、くびれがなくなり、ぽっこりお腹になりやすくなります。他にも、呼吸が浅くなったり、肋骨まわりの動きが悪くなり、背中や肩が張りやすくなります。
以下の生活習慣がある人は、脇腹が硬くなっているかもしれません。
・デスクワークをすることが多い人や、スマホを触る時間が長い人
・日頃、あまり運動をする習慣がない人
・猫背や巻き肩気味で姿勢が悪い人
・呼吸が浅めの人
脇腹をほぐすと、ぽっこりお腹ともたつく腰肉が解消できる!
日常生活では、なかなか動かすことのない脇腹の筋肉。硬くなった脇腹の筋肉をほぐすメリットは、以下のとおりです。
・ぽっこりお腹がスッキリする
・ウエストまわりについた脂肪とおさらばし、くびれが手に入る
・姿勢が整い、若々しい印象になる
・肋骨まわりが広がり、呼吸が深く楽になる
・肋骨の動きがスムーズになり、背中や肩のこわばりが軽減する
・代謝が上がる
硬くなった脇腹ほぐして、ぽっこりお腹解消ヨガポーズ
硬くなった脇腹の筋肉をほぐすヨガポーズを2つご紹介します。
体側を伸ばすポーズ
①あぐらをかいて座ります。左手を床におろし、右腕を天井方向にあげます。息を吸って吐きながら、上体を左真横に倒します。左ひじは、お尻に向けて曲げていきます。
②右腕を遠くに伸ばし、右の脇腹の筋肉をググーっと伸ばしましょう。目線は、右斜め上を見ます。
③呼吸をしながら30秒ほどキープをし、反対側も同じように行います。
半分の魚の王のポーズ
①両脚を伸ばした状態で、座ります。伸ばした右脚の外側に、ひざを曲げた左足を置きます。可能であれば、右ひざを曲げ、右かかとをお尻の近くに置きます。きつければ、右ひざを伸ばしたまま行ってください。
②右腕を左太ももの外側にあてます。左手は後ろに回し、床に指先をおろします。左手の指先で床を押しながら、背筋を伸ばします。
息を吸って吐きながら、左方向にお腹からねじっていきます。可能であれば、後ろの肩を見てください。
③呼吸をしながら30秒ほどキープをし、反対側も同じように行ってください。
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