「運動がきらい」「体力に自信がない」…でも大丈夫!座ったまま効かせる【超ラクくびれメイク術】

「運動がきらい」「体力に自信がない」…でも大丈夫!座ったまま効かせる【超ラクくびれメイク術】
photoAC

「お腹をどうにかしたいけれど、ハードなことは苦手」そんな方にこそおすすめなのが、“座りながらできる”くびれエクササイズです。特別な道具や広いスペースは不要。椅子に座って、いつでもどこでも気軽にスタートできますよ。

広告

くびれを作るには

キュッとくびれたお腹を作るには、どの筋肉を意識して使うかがとても重要です。腹筋群の中でも、特に意識したいのが腹斜筋(ふくしゃきん)という筋肉。その名の通りお腹を斜めに走る筋肉で、体幹を前に倒す・横に倒す・ねじる動きで働き、お腹の引き締め、体幹の安定、姿勢の安定などに関わっている筋肉です。この筋肉が活性化すると、引き締まってキュッとくびれたお腹を作ることができます。

腹斜筋 イラスト
イラストAC

腹斜筋は外腹斜筋(がいふくしゃきん)と内腹斜筋(ないふくしゃきん)の2層構造になっています。

● 外腹斜筋
外側にある筋肉で、肋骨の下の方から斜め下に向かって、お腹の前側に広がっています。外から内へ、上から下方向に斜めに走る繊維が特徴です。

● 内腹斜筋(ないふくしゃきん)
外腹斜筋の内側にある筋肉で、繊維の向きは外腹斜筋と逆方向(内→外、下→上)に走っています。外腹斜筋と交差するように走ることで、お腹全体に「コルセット」のような支えをつくってくれています。

腹斜筋というとねじる動きをイメージする人が多いかと思いますが、ただねじるだけではなく、上体を倒しながらねじる動きも入れることで、腹斜筋の働きをしっかりと引き出しながら左右両側の腹斜筋をバランスよく使うことができ、効率の良いくびれメイクが叶いますよ。

座りながらするメリット

前述した腹斜筋に効かせるための動作ですが、仰向けで行うエクササイズは筋力が十分でなかったり自己流で行ってしまうと、首や腰に負担がかかりやすいです。効かせたい部位に効きにくいどころか、かえって体を痛めかねません。

その点、椅子に座って行うエクササイズなら重力の影響を受けにくく、誰でも無理なく動きをコントロールできます。本来使いたい筋肉ではないところが頑張ってしまう代償運動も起こりにくく、ターゲットとする腹斜筋をしっかり意識できるという利点があります。

「運動がきらい」「体力に自信がない」「腰や首に不安がある」そんな方こそ、安全に取り組める座りながら行うエクササイズからはじめてくださいね。

チェアくびれエクササイズ

くびれチェアエクササイズ
photo by Yukari Takayama

1)椅子に浅く座り、右の手の甲を左の外ももにそえる。

2)息を吐きながら右手を床方向にスライドさせ、右の肋骨を左の骨盤に近づける。息を吸いながら元の姿勢に戻る。
(回数の目安:10回×2セット)

3)反対側も同様に行う。

●ポイント
くびれを作るために必要なのは、がむしゃらな運動ではなく「効かせたい筋肉にしっかり届く動き」を選ぶことです。腹斜筋の筋肉図をイメージしながら、肋骨と反対側の骨盤の腰骨を近づけることに注力して一回一回ていねいに行いましょう。

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

腹斜筋 イラスト
くびれチェアエクササイズ
「運動がきらい」「体力に自信がない」…でも大丈夫!座ったまま効かせる【超ラクくびれメイク術】