顔の老け見えサイン 「ほうれい線」を防ぐ!覚えておきたい【表情筋トレーニング】3選

顔の老け見えサイン 「ほうれい線」を防ぐ!覚えておきたい【表情筋トレーニング】3選
photo by Kurara Mito

鏡を見るたびに年々気になってくる「ほうれい線」。ほうれい線は「顔のたるみ」が原因のひとつと言われています。本記事では、ほうれい線ができるメカニズムをわかりやすく解説したうえで、毎日簡単にできる美顔エクササイズを3つご紹介します。

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「ほうれい線」の正体とは

ほうれい線とは、小鼻の横から口角にかけて伸びるシワのようなラインのこと。加齢によって皮膚の弾力が低下することで目立ちやすくなりますが、実は本当の正体は顔の筋肉のたるみなんです。

ほうれい線が深くなる原因

表情筋
イラストAC

表情筋の衰え・・・顔には30種類以上の筋肉(表情筋)があります。日本語はあまり表情を動かさない言語のため、日常で使われるのはその3割程度といわれています。

側頭筋のこわばり・・・側頭筋はこめかみ周辺にある筋肉で、顔全体のリフトアップに関わっています。スマホやPC作業などで眼の負担が続くと、側頭筋がこわばり、頭皮から顔全体の筋膜が下がってしまいます。

加齢によるコラーゲンの減少・・・皮膚の奥にある真皮層のコラーゲンが減ることでハリがなくなり、シワが刻まれやすくなります。

姿勢の悪さ・食いしばり・・・猫背や食いしばりによって首や側頭筋、エラに位置する咬筋(こうきん)が緊張すると、血流が悪くなり、顔全体がむくみやすく、たるみやすくなります。

顔のたるみを予防する美顔エクササイズ

美顔エクササイズは、顔の筋肉に意識的に刺激を与えて、表情筋を鍛えたり緩めたりするトレーニングです。血行を促し、リンパの流れを良くしながら、たるみを予防・改善する効果が期待できます。

ほうれい線を薄くする顔ヨガ

紹介する3つのエクササイズは、家事をしながらや入浴時など、スキマ時間に「簡単」「短時間」で行える動きです。3つの動きを1日に1~3回ほど行うとよいでしょう。

1.ゴリラ体操

①口を閉じ、下で歯茎をなぞるように大きく舐め回す。

②左回し、右回しを3回ずつ行いましょう。

<ポイント>

舌を動かす際はゆっくり大きく。しっかり口を閉じて行うと口の周りにある「口輪筋」も活性化、たるみ予防につながります。

ゴリラ体操
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2.側頭筋ほぐし

①親指を除く4本の指の腹を両方の耳上の側頭部にあてる。親指は耳たぶの下に添える。

②こめかみ付近を軽く押しながら後ろへ回してほぐす。

<ポイント>

こめかみ部分はあまり強く押しすぎないように注意しましょう。

側頭筋ほぐし
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3.あめ玉リフトアップ

①右手を天井方向に上げ、頭のカーブの添わせながら指先を左のこめかみへあてる。

②左半顔をリフトアップするイメージで皮膚を引き上げる。

③頭を軽く右へ倒す。

④舌先を左の頬へ突き刺すように押し当てる。

⑤3呼吸程キープし、反対も同様に行う。

<ポイント>

首にケガや違和感がある場合は首を倒さずに行いましょう。呼吸をゆっくり丁寧に続けます。

あめ玉リフトアップ
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