口角がキュッと上がる【即効性あり】たるみ&ほうれい線撃退!おてがる顔ほぐし

 口角がキュッと上がる【即効性あり】たるみ&ほうれい線撃退!おてがる顔ほぐし
photo by Yukari Takayama

ふと鏡を見た時に「口角が下がっている」「ほうれい線が目立っている」なんてことはありませんか?即効性のある顔ほぐしをスキンケアのついでやメイク前の習慣に加えてみてはいかがでしょう。

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表情筋

顔の表情筋はとても薄く、骨から皮膚に繋がっています。表情筋が凝りかたまったままだと筋肉はやせ細って衰えていきます。すると、重力に負けて皮膚をささえきれなくなり、次第に顔はたるんでいくのです。特に、頬のたるみは口角を下げ、ほうれい線を目立たせる原因になってしまいます。

年齢を感じるだけではなく不機嫌にも見えてしまうため、口角をキュッと上げてたるみを解消し、機嫌の良い元気なお顔でいられるよう日頃からケアをしておきましょう。それでは、たるみ・ほうれい線の撃退に関わりのあるパーツをご紹介していきます。

まず、耳をほぐすことで、耳・頭皮・顔の血流が良くなり、引き上げ効果がアップします。耳の穴のまわりには副交感神経につながる神経も集中しているため、リラックスできることでこの後のほぐしの効果をぐんと上げてくれます。

頬骨

大頬骨筋 イラスト
イラスト:イラストAC

頬には大頬骨筋(だいきょうこつきん)という筋肉があります。表情筋の一つで、口角を引き上げる働きをします。小鼻のキワから頬骨にそって頬のこわばりをとることで口角が上がりやすくなり、たるみによるほうれい線が目立たなくなります。頬まわりの血流も上がって表情筋を動かしやすくなるため、表情が豊かになりますよ。

ほうれい線は放置しておくと進行していき真皮層までトラブルが起きてしまいますが、ほぐすことで真皮の働きもスムーズに行われるようになります。

こめかみ

イラスト 側頭筋
イラスト:イラストAC

こめかみには、側頭筋(そくとうきん)という筋肉があります。咀嚼筋の一つで、下あごを動かす働きをします。口の動きに関わるとともに顔の筋肉を支える役目もあるため、ここが凝りかたまると口角が下がりほうれい線が深くなる可能性があるのです。

この3パーツをほぐして最後に表情筋を動かすことで、キュッと口角が上がりほうれい線も目立たなくなっていくので是非試してみてください。

たるみ&ほうれい線撃退!顔ほぐし

顔ほぐし
photo by Yukari Takayama

1)人差し指と中指で耳を挟み、くるくる耳のつけ根をほぐす。手が疲れるようであれば、テーブルに肘をつきながら行っても良い。

顔ほぐし
photo by Yukari Takayama

2)人差し指の第一関節と第二関節の間の面を小鼻のわき、頬骨のキワにあてて軽く圧をかけながらゆらゆら揺らす。頬骨にそって、小鼻から耳の方へほぐす。肘をついて行っても良い。

顔ほぐし
photo by Yukari Takayama

3)5本指でこめかみに圧をかけながらくるくるほぐす。肘をついて行っても良い。

顔ほぐし
photo by Yukari Takayama

4)背すじを伸ばして座り、親指を耳の上に、残りの4本指を後頭部にそえて、親指でこめかみを斜め上に引き上げながら「あ」「う」「あ」「う」と口を動かす。親指の位置を3~5か所こめかみで少しずつずらしながら、同様に口を動かす。

ポイント
強い圧をかけたり、皮膚をこするのは避けましょう。片側ずつ行って左右の差を体感するのも良いですし、左右同時に行って時短で済ませても良いです。(4)の動きの時は姿勢を正して目線を正面に向けながら行ってくださいね。

▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

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AUTHOR

高山ゆかり

高山ゆかり

ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。



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顔ほぐし
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