姿勢の歪みと脂肪のつき方に影響大!筋肉の左右差を解消して体を整えるエクササイズ
日常生活における些細な動作から、スポーツをする時など、私たちは利き手・利き足を優先的に使いがちです。その積み重ねによって、体には少しずつ筋肉の左右差が生じ、姿勢の歪みや脂肪のつき方にまで影響してくると言われています。そこで今回は、筋肉のバランスを整えるのに効果的なエクササイズをご紹介します!
「筋肉の左右差」は姿勢の歪みを作るだけじゃない?
姿勢の歪みが原因で肩こりや腰痛に悩んでいる方も多いかと思います。姿勢の歪みの原因は様々ですが、筋肉の左右差も原因の一つです。
私たちは、普段の生活の中で利き手・利き足を優先的に使いがちです。利き手・利き足とは、手足を使った動きをする時に器用さや運動能力が優れている方を指しを言い、ほぼ無意識のうちに使っていることがほとんどです。この利き手・利き足を優先して使うことの積み重ねによって、筋肉の左右差が少しずつ出てきてしまいます。
では、筋肉の強さやつき方に左右差があるとどうなるのかと言うと、片側を中心に負荷がかかって痛めやすくなる、アンバランスな疲労感が出やすくなるだけでなく、脂肪の付き方にも影響してくると考えられています。
筋肉の左右差セルフチェック
では、ここからは筋肉に左右差があるかどうかをセルフチェックしてみましょう。
● 鏡の前に立った時、肩の高さが左右で違っている
● 壁に背中をつけて立った時、片方の肩が前に出ている
● 立ち姿勢の時、片方の足に重心がかかる
● 片足立ちをする時、左右で立ちやすい、立ちにくいの違いが明確
● 振り返る時、いつも同じ方から体を向ける
● 荷物を持つ時、決まった側の肩・腕にバッグをかける
※ これらの項目は目安です
これらの項目に当てはまった方は筋肉の左右差がある可能性大です。心当たりがある方は、今回ご紹介するエクササイズで体を整えましょう。
筋肉の左右差対策エクササイズ
今回ご紹介するのは、ダンスなどのストレッチやヨガポーズの中で出てくるサイドプランク(体を横向き・斜め一直線の姿勢に保っておこなうエクササイズ)をアレンジしたエクササイズです。
お腹や腰まわりの筋肉を中心に体の広い範囲を鍛えることができるため、筋肉の左右差を整える、姿勢とバランス力を向上させて美しいボディラインを作るなどの効果にも期待できます。
運動強度に合わせて3パターンご紹介しますので、無理のない範囲でチャレンジしてみてくださいね!
基本のサイドプランク
<やり方>
1)右体側を下にして横向きになる
2)右肩の下にひじをついたら、右前腕(ひじ~手首)と手のひらを床につけて上体を支え、足は重ねる
3)お腹に力を入れ、腰を床から浮かせ、頭から肩、腰、ひざ、かかとが斜め一直線の姿勢を保つ。特に、頭と腰が落ちやすいので注意しましょう
4)3)の姿勢をキープしながら、5回ほど深呼吸。5呼吸を1セットとし、3セット繰り返しましょう
5)反対側も行う
余裕がある場合:強度をUP
1)基本のサイドプランクの姿勢で、左足を腰の高さに持ち上げてキープ。
足を上げることで、バランスを取るのが難しくなり、より体幹に刺激を与えられるようになるほか、股関節まわりの筋肉も鍛えられます。
キツい場合:強度をDOWN
1)基本のサイドプランクの姿勢で、腰を床から浮かせず、右足を床についてひざを曲げ、左足を持ち上げる
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