「なぜか片側の腰だけが痛い」それ、腰方形筋の左右差が原因かも?背中を丸めるだけの改善ストレッチ
仕事終わりに片側の腰にだけ「痛み」や「違和感」があったり、動いている時に片側の腰だけ「やりづらさや」「張り」を感じたりしたことはありませんか?そんな「左右差」を感じる時にこそ、やるべきストレッチと重要なコツがあります!セルフチェックで左右差を確認して取り組んでくださいね!
身体の左右差、セルフチェック!
次のチェックをして、左右どちらが倒しにくかったかを覚えておいてください!
準備・・・立ち姿勢又は椅子に座った状態で、脚は腰幅程度に開く
①両手指を絡めて天井方向に伸び、身体を長く引っ張る
②上半身を右に倒す
③真ん中に戻す
④上半身を左に倒す
※上半身以外が動いてしまうと結果がわかりづらくなります。立ち姿勢の方は骨盤が動かないこと、椅子に座っている方はお尻が椅子から離れないように行ってください。
左右どちらが倒しにくかったですか?
・右が倒しにくかった方・・・左の腰方形筋が硬い
・左が倒しにくかった方・・・右の腰方形筋が硬い
・左右同じくらい・・・腰方形筋硬さの左右差はあまりない
身体の左右が100%均等な方は、ほぼいないと言っても過言ではありません。なので、決して左右差があることに不安を抱かないでくださいね。
ここから左右均等になるようにストレッチして、痛みや動きづらさを解消していきましょう。
腰方形筋とは?
背骨・肋骨・骨盤を繋ぐ左右対称の筋肉が腰方形筋です。私たちが姿勢を保つために重要な働きをし、身体を横に倒す時には伸び縮みをしスムーズに動けるように助けてくれます。
左右対称の腰方形筋ですが、日常生活の癖によって片側だけに負荷がかかっています!
・座る時に脚を組む
・片側の脚に体重をかけて立つ
・お尻を振って歩いている
・片側でいつも鞄を持っている
思い当たることがあるのではないでしょうか。腰方形筋は縮む時間が長くなることでどんどん硬くなってしまうので、片側の腰の痛みや動きにくさなどに繋がっていきます。
先ほどのセルフチェックで硬いと判断された左右どちらかに、日常的に負担がかかっていると考えられます。
解消する大事なポイント
セルフチェックで硬かった側のストレッチを長く行うことです!左右差があるので、ストレッチも左右均等に行ってしまっては、柔らかい側へは追いつけませんね。
たとえば 右が硬いなら・・・右ストレッチを1分/左ストレッチを30秒
このようにストレッチの時間を変えて行うことが、左右差をなくす大事なポイントです。
左右差をなくすストレッチをしよう!
<右が倒しにくかった場合>
左の腰方形筋を長めにストレッチしていきます。
準備・・・あぐら
①右手を床につき、左手でアーチを描き側屈
②左手を右斜め前の床に伸ばす
③お腹と太ももの間に大きなボールを抱えているイメージで、背中は丸める
④呼吸を続け、左の背骨近くの腰が伸びていることを確認1分キープ
⑤身体を正面に戻す
⑥反対を行う30秒キープ
※腰方形筋が伸びている感覚がなければ、手の置く位置を微調整してください。
左が倒しにくかった方は左右逆にして行いましょう!
動画で確認してみる
「腰方形筋ストレッチ」は動画2:43〜あたりから始まります!
AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
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