【あぐらを組むとひざの高さが違う人必見】柔軟性や筋力の左右差に10回で超絶効くヒップアップエクサ
股関節の柔軟性に左右差があるという方や、脚の力・お尻の力でどちらかが弱いと感じている方も多いのでは。そんな方はトレーニングの仕方や選ぶトレーニングにコツがあります!
左右差を放置すると将来的に危険?
あぐらで座ったときに膝の高さに左右の差があるという方や、どちらかの脚が前じゃないと座りづらいという方。また脚や太もも・お尻・腰回りに筋力の左右差を感じる方。ウエストのくびれに左右の差があるという方は、筋力にも左右差がある可能性が大です。左右差は放置しておくと、年齢を重ねたときに片脚だけ不調を感じやすくなったり、脚を引きずって歩くようになってしまうなど、将来的に大きなダメージにつながりかねません。毎日行っているエクササイズやトレーニングで、ちょっとした工夫を意識すると左右差を軽減することができるかもしれません。
左右差がある人向けのエクササイズとは?
筋力・柔軟性に左右の差を感じている方が、トレーニングやエクササイズを行うときのポイントは2つ。
1.両脚同時ではなく、片脚ずつ行うエクササイズを選ぶこと
2.弱い方の回数を多く、または長く行うこと
まずは同じ回数や長さで左右行い、最後に弱いと感じたほうや硬いと感じたほうをもう1度行うようにしていくと、左右の差の改善が期待できます。そのためには、片方ずつ行うエクササイズであることが不可欠です。
左右差がある人向けヒップアップエクササイズ
今回ご紹介するヒップアップエクササイズは、左右の差を感じる人はもちろん、こんなお悩みをお持ちの方にも選んでいただきたいエクササイズです。
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反り腰、腰痛の人
四つ這いやうつ伏せで脚をアップするようなヒップアップトレーニングは、腰が痛い人はそり過ぎてしまい痛みが増すことも。腰のそりがない状態でトレーニングを行えるスタイルです。
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猫背、巻き肩の人
猫背、巻き肩の方は、エクササイズ中に呼吸が深く行いづらいため息切れしやすい可能性が。胸を開いて行えるエクササイズを選びましょう。
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お腹を引き締めたい人
四つん這いやうつ伏せで行うお尻のトレーニングは、お腹の力も入れたいけれども意識しづらかったり力が抜けてしまいがち。意識しやすい仰向けのエクササイズを選ぶこともおすすめです。
HOW TO
1.体育座りのように膝を立ててマットに座り、両手は体の後ろにつきます(指先は自分の方に向けて)
2.右脚の外くるぶしを左脚の太ももにのせて、右膝を外にひらきます
3.左足の足裏でしっかりとマットを押して、お尻を持ち上げます(目線は膝あたり。首を後ろにそらないように)
太ももの裏側~お尻に聞いていたらGOOD!無理なく10回1セットからトライしてみましょう。そして、弱いと感じたほうを最後にもう1セット。左右の筋力の差をなくしていきましょう!
動画で確認してみる
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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