ヨガを深めるための学びとは?
インストラクター養成講座を卒業した後、どうやってヨガの学びを深めていいかがわからない…また新しいティーチャートレーニングを受ければとりあえずオッケー?ヨガインストラクターにとっての学びの深め方について考えてみましょう。
インストラクターもヨガの実践者である
インストラクター資格を取ったらヨガの学びは終わりでしょうか?答えはノーです。むしろそこから始まるといっても過言ではありません。つまり、私たちは常に学び続けなければいけません。それはなぜでしょうか?
まず、ヨガがほかのエクササイズなどと違う点は、答えが1つではないということです。ヨガは生き方そのものに関わってきます。人の生き方は100人いれば100通り。それだけたくさんのヨガがあるのです。そこからそれぞれが自分に最適なものを選び取るのがヨガであり、その手伝いをすることがインストラクターの仕事です。そのためにはインストラクター自身が、自分で自分に最適なものを選び取ることを実践していかなければならないはずです。自分の体験なくして相手にそれを伝えることは不可能だからです。だから、私たちはインストラクターであると同時に実践者でもあるべきなのです。
学びは日常の中にもたくさんある
では、どのように学びを続けていけばいいのでしょうか?ヨガが人それぞれあるように、学びも人それぞれ。自分に最適な学びは何かを見極めることがまず必要です。ヨガの学びはティーチャートレーニングや資格を取ることだけではありません。日常にも学びはたくさん転がっているでしょう。その中からどのように自分に最適な学びを選べばいいのでしょうか?
実践の中から自分に必要なものを見つけよう
まずは、実践をつづけましょう。実践とは、インストラクターとしての仕事もそうですし、日常の中でのヨガの実践も含まれます。それをつづけていく中で、自分に必要なものが見えてくるはずです。それが何か具体的な知識であればその勉強をしてみましょう。解剖学かもしれませんし、それは必ずしも直接的にヨガのレッスンに関わることではないかもしれません。ですが、きっと広義のヨガの実践の中に生きてくるはずです。それを積み重ねていくうちに、無関係だったと思っていたものがなんらかの結果を生み出すこともあるでしょう。その繰り返しは自分に必要なものを少しずつ選んでいく実践そのものです。アドバイスしてくれる誰かはいるかもしれませんが、自分の道を切り開くのは自分です。自分の進みたい道に従い、知識を吸収したり、実践を積み重ねていくことで自分のヨガの学びを深めていくことにもつながるでしょう。
終わりに
いまの自分に必要なものは何か、実践を続けていく中で見つけてみましょう。必要なものを見つけ、身につけて成長していく過程ですら、ヨガの実践につながります。自分の実践の中から学んだことを、誰かに伝えていくことでまた、いろいろな発見があるでしょう。楽しみながら、ヨガの実践をつづけていきましょう!
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