【正月のぽっこりお腹対策にたった1分!】腹横筋を鍛えて内臓を正しい位置に整える「時短ピラティス」


たくさん食べて、飲んで自分に甘くなりがちな年末年始。罪悪感なく楽しむために取り入れたいのが、ぽっこりお腹を対策する「時短ピラティス」。とにかく短時間で効率的にお腹まわりを整えたい……。そんな人にぴったりなピラティスワークをヨガ・ピラティス講師の美都くらら先生がレクチャーします。
ピラティスで内臓を支える腹筋群を集中強化!
「下腹部がぽっこりとたるんでしまう原因は、食べ過ぎはもちろんですが、筋肉の衰えと姿勢の乱れが大きく関係しています。腹筋の中でも特に内臓を支える腹横筋が弱くなるとお腹が出やすくなるので要注意。また骨盤が前に傾き、反り腰になっても内臓が前に押し出されてしまいます。

ぽっこりお腹を防ぐには、今回紹介するピラティスワークでお腹まわりの筋肉をしっかり強化しましょう。また息を吐くときに、日頃から意識して下腹部を軽くへこませると腹横筋の筋力低下を予防できます。骨盤が前に傾いている人は、骨盤を立たせてニュートラルポジションに保つことを意識しましょう」(美都くらら先生)
〈ワーク〉シングルレッグストレッチ
目的:お腹全体をコルセットのように包み込む腹横筋を中心に、脇腹の腹斜筋と上半身と下半身をつなぐ腸腰筋も同時に強化。
〈やり方〉
1.仰向けで両膝を立てる。両手は体の横に伸ばす。

2.片脚ずつ持ち上げ、すねを床と平行にする。

3.頭、首、胸を床から持ち上げる。両手で右膝をつかみ、吐く息で左膝を45度に伸ばす。このとき腰が反り過ぎないように、下腹部を引き込みお腹の筋肉で腰を支えて。

4.一度息を吸って吐きながら、今度は左膝を曲げて両手でつかみ、右膝を45度に伸ばす。この動きを5回繰り返す。首が痛い場合は、首を床につけて行って。

〈プロフィール〉

美都 くらら先生
宝塚歌劇団を卒業後、ヨガ・ピラティス講師へ転身。ヨガインストラクター養成講師として活動し、これまでに多数インストラクターを輩出。現在は独立し、心とカラダに寄り添う”やさしいヨガ・ピラティスの時間”を共有したい想いで、都内を中心にヨガ・ピラティスレッスンを行っているほか、セミナー、ワークショップ主催、企業研修講師や福利厚生ヨガ、雑誌・メディア出演など幅広く活動している。
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