自然と痩せる体になる〈痩せ腸〉を作る、おすすめトーストトッピング5つ|管理栄養士が解説

 自然と痩せる体になる〈痩せ腸〉を作る、おすすめトーストトッピング5つ|管理栄養士が解説
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バタバタと忙しい朝ごはんの強い味方といえば、カリッと焼けたトーストではないでしょうか。パンと聞くと太りやすいイメージがあるかもしれませんが、トッピングや食べ方を工夫すると腸内環境を整えて痩せやすい体質に近づけることができますよ。そこで今回は、痩せ腸を作るおすすめのトーストトッピングをご紹介します。

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腸活に必要な栄養素とは?

腸内環境を整え、スムーズなお通じを目指すために行う腸活。その大きな目的は、腸の中の善玉菌の割合を増やすことです。腸活に必要な栄養素として挙げられるのが、「乳酸菌(善玉菌)」、「食物繊維」、「オリゴ糖」の3つ。食べ物から直接生きた乳酸菌を取り入れるには、ヨーグルトや納豆、みそなどの発酵食品を取り入れることが大切です。乳酸菌は体の中に居続けることは難しいため、継続して摂取しましょう。また、乳酸菌などの善玉菌が体の中で活動するためには、エサとなる食物繊維やオリゴ糖も合わせて食べるのもポイントです。食物繊維やオリゴ糖は、野菜や果物、はちみつなどにも含まれています。なるべくいろいろな種類の食材をバランスよく組み合わせると効果的ですよ。

痩せ腸を作るおすすめのトーストトッピング

納豆

ごはんと合わせるイメージがある納豆ですが、トーストにトッピングしてもおいしくいただけます。納豆には善玉菌の一種である納豆菌が含まれ、お腹の調子を整えるのはもちろん血流をスムーズにしたり女性にうれしい大豆イソフラボンという栄養素も摂ることができます。キムチや海苔、チーズなどと合わせるとさらに効率がアップします。

ヨーグルト

爽やかな酸味とミルキーな風味がおいしいヨーグルト。パンに添えて食べる方が多いと思いますが、塗って焼くとまるでチーズケーキのような味わいが楽しめます。特に水分を切ったグリークヨーグルトはパンに塗りやすいのでおすすめです。

アボカド

森のバターとも呼ばれるアボカドには良質な脂質が含まれており、不足しがちな食物繊維やビタミン類、カリウムなども摂ることができます。焼いたトーストにそのままのせても、パンの上にのせて一緒に焼いてもおいしいですよ。

きなこ

大豆を炒って粉末状にしたきな粉は、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖が含まれています。不足しがちな鉄分やカルシウムも補うことができるので、女性にとってうれしい食品ですね。パンにふりかけてきな粉トーストにすると、香ばしい香りと素朴な味わいが楽しめます。

はちみつ

華やかな香りで爽やかな甘みのはちみつにはオリゴ糖が含まれています。砂糖よりも甘味度が高いので少量でも甘みが十分に感じられますよ。上でご紹介したヨーグルトやきな粉とも相性抜群なのでぜひ合わせてみてくださいね。

まとめ

今回は、痩せ腸を作る簡単なトーストのアレンジ方法をご紹介しました。バタバタな朝にも手軽に食べられるトーストですが、のせる具材を工夫すると腸の状態を整え、便通をスムーズにすることが期待できます。今回ご紹介したトッピングは簡単に試せるものばかりなので、ぜひ実践してみてくださいね。

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AUTHOR

管理栄養士 野口久美子

野口久美子

管理栄養士/調理師。大学卒業後、保育園栄養士と食品開発の仕事を経てフリーに転身。現在は子育てをしながらライターとしてレシピ紹介や栄養に関する分野でコラムを執筆している。



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