「スッキリ出ない…」便秘に悩んだら試してみて!便秘を整えるレーズンウォーター【材料たったふたつ】

 「スッキリ出ない…」便秘に悩んだら試してみて!便秘を整えるレーズンウォーター【材料たったふたつ】
Mami Nagata
永田舞美
永田舞美
2024-09-02

便が出ない状態が続くと、胃腸の重たさや、身体の強張り、そして心もなんだか重たい気持ちを感じたことはありませんか? 今回は、アーユルヴェーダの観点から便秘と自宅で作れる簡単セルフケアについてお話をしていきます。

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便秘は病気?

アーユルヴェーダでは、一日に一回以上の排便がないと便秘と考えられています。老廃物である便がきちんと排出されないことを、心身の健康上で大きな不調和が起きていると捉え、そのままにしておくと様々な病気へと発展していくと考えられているのです。一方で、西洋医学では便秘を病気として捉えていません。実は、アーユルヴェーダでは、心身のバランスが取れた状態から、病気が進展し慢性化するまでの過程を7段階に分類しています。西洋医学で病気として捉えられているのは、アーユルヴェーダの6段階目の発症以降です。

身体や心の小さな違和感から、自分自身を見つめ、セルフケアを取り入れていくことで予防していくアーユルヴェーダだからこそ、便秘を「よくある不調」として見逃さず、しっかりと向き合っていきたいのです。

ただし、毎日便はなく、3日に一度、一週間に一度の排便サイクルだとしても、本人が苦痛を感じない限りは、便秘とはいいません。あなたの排便サイクルはいかがですか?

便秘をととのえる生活習慣

便秘をととのえるには、生活習慣の見直しが不可欠です。アーユルヴェーダでは、体質別で原因は様々と考えますが、まずはどんな体質の人であっても、これらを意識して過ごしてみましょう。

・食事の時間、起きる時間、寝る時間の生活リズムを規則的に

・適度な運動

・白湯を朝に飲む

・ゆっくりよく噛んで食べる 

便秘解消に!簡単レーズンウォーター

便秘解消におすすめなものが、レーズンウォーターです。レーズンには、食物繊維やミネラルが豊富に含まれており、腸内環境をととのえることに役立ちます。材料もふたつだけ!とっても簡単に作ることができますよ。

【作り方】

①カップに浄水300mlとレーズン20粒ほどを入れ一晩浸す

②レーズンが水分を含み、ふっくらしたら完成

*レーズンはオイルコーティングがされていないもの、砂糖で味付けされていないもの、添加物が含まれていないものを選んでくださいね。

完成したレーズンウォーターは、レーズンを食べながらそのまま飲むこともできますし、ブレンダーで撹拌して飲んでもOKです。身体の冷えを感じる人は、小鍋で温めてから飲むと、身体の内側からほっと温まります。

いつ飲めばいい?

朝起きて、白湯を飲んだ後に、レーズンウォーターを飲むようにしてみましょう。レーズンの甘味に心も落ち着き、満たされた気持ちになります。
朝食を食べる人は、30分ほど時間を置いて、空腹感を感じたら食べるようにしていきます。もし、お腹が空かなければ、無理に食べることは避けましょう。お腹が空いていないのに朝食を食べると、毒素が溜まり、便秘の原因となってしまうことがあります。
また、朝の時間以外にも、夕方に疲れを感じているときや、生理前などにもおすすめです。

便秘になりやすいとき、もしくは実際に便秘に悩んでいる人は、ぜひ試して感想を聞かせてくださいね。

自然な形で便秘を解消し、身体も心も癒し満たす健康習慣を取り入れていきましょう。

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永田舞美

永田舞美

ヨガ・アーユルヴェーダ講師 金融営業職に没頭する中で、ヨガとアーユルヴェーダに出会う。10代から悩みが絶えず、自律神経の不調だらけの自分が好きになれずにいた時期が長かった。自分の本質を知り、身体と心の心地よさに 意識を向けて日々生活するようになってから、本来の自分でイキイキと過ごせていることを実感。 この経験から、現代の生活に生きるヨガとアーユルヴェーダを伝え、「本来の自分を取り戻し、心地よく過ごす」ことをテーマに2021年10月に独立。1年間で約200名にアーユルヴェーダを指導。ヨガフェスタ2021への出演や、ヨガモデルとしての実績もある。 ヨガ&アーユルヴェーダ朝活コミュニティの運営、アーユルヴェーダ講座、ライフスタイルカウンセリングの他、全国各地でリトリートイベントを企画主催。



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