【口の中の正しい舌の位置知ってる?】小顔になるためには舌の位置が関係していた!「簡単舌筋トレ」
頬のたるみ、二重あご、大顔、フェイスランのぼやけ…気になっている人は多いと思います。どの角度から見てもキュッと引き締まった、小顔になれるコツを紹介します。
二重あごになる原因
年齢とともに目立ってくる二重あご。顔の周囲に脂肪がつくことや、むくみがとれないことがおもな原因です。では、どうして顔に脂肪がついてしまうのでしょうか?
・姿勢が悪い
巻き肩や猫背になると顔が下を向きやすくなります。顔が下を向くと、自然と顔や首の筋肉が重力によって引き下げられて、あご下にたるみができやすくなります。
・表情筋の筋力低下
無表情で過ごしていると表情筋が衰えがちです。顔の筋肉を引き上げることができなくなった結果、二重あごや顔のたるみにつながります。
・舌の位置が悪い
口を閉じている時の舌の位置が正しくないと、口元や周囲の筋肉がたるみやすくなります。
二重あごと「舌骨筋群」の関係
先ほど挙げた二重あごになる原因の中で、今回は「舌の位置」について解説します。
私たちのあごや首周りには、舌を動かすための舌骨筋群と呼ばれる筋肉があります。食事の際に食べ物を飲み込んだり、発音などに関係する筋肉です。
この舌骨筋群が衰えてくると、舌が口の中(奥)で垂れ下がる状態になります。このことがあご下のたるみを引き起こしたり、見た目の問題だけでなく、誤嚥や会話時に上手く言葉を発音できないといったことにもつながります。
舌骨筋群を鍛えるカギは「正しい舌の位置」
では、舌骨筋群を意識するして鍛えるにはどうすればいいのでしょう。実は、日常生活の中で舌骨筋群を刺激することは簡単。それは舌を正しい位置に置くことです。舌を正しい位置に置くだけで、見た目にもあごのラインが変わっていることがわかります。
フェイスラインがたるんでいる人は、舌先が前歯の裏にかすかに当たっているだけで、下あごに落ちている状態になっている場合が多いです。反対に、あごのラインがキュッと上がっている人は、舌全体が上あごのくぼみにベタっとくっついた状態。実は、正しい舌の位置はここになります。舌全体を引き上げただけで、あご下のくびれがしっかり際立ってくるのです。
今まで舌の位置を意識したことない人は、日頃からこの状態をキープしてみてください。舌を引き上げて上あごにつけるだけでも結構疲れると感じる人もいるかもしれませんが、無理なく続けることで舌骨筋群が鍛えられていきます。
簡単!舌ベタ付け小顔体操
正しい舌の位置を意識・キープしたままで、さらに余裕のある人は、ぜひこちらの運動を実践してみてください。
(1) 舌を上あごにつけたままで口を「あ」の形に開く。
(2) 舌を上あごにつけたままで口を「む(ん)」の形に閉じる。
(3) 上記をゆっくり10~15回ほど行う。
口を開く大きさですが、舌の根元部分が上あごに付いたまま開く範囲で大丈夫です。舌を上あごにベタ付けする意識を高めやすくなりますので、ぜひ続けて実践してみてください。
動きの詳細は以下動画からも確認いただけます
AUTHOR
宇都宮明香
五感を潤すヨガ講師。大学時代に出会ったヨガを通じて「心と体の科学反応」の面白さにハマる。様々な分野の学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。現在は福岡を拠点にインストラクター育成講師として活動しながら、仲間と一緒にヨガスタジオ サントーシャを共同主宰中。 プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫や娘、友人たちのお陰様で好きなものだらけの生活を満喫している。
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